コアトレーニング パーソナルトレーニング

コアトレーニングで痩せ型体質づくりで女性の魅力「永遠の美しさ」を手にいれよう

コアトレーニングで痩せ型体質づくりで女性の魅力「永遠の美しさ」を手にいれよう

コアトレーニングで痩せ型体質の作り方

この記事のライター

感覚で身体を変化させるスキルを持つパーソナルトレーナーtak

パーソナルトレーナー歴;21年
運動しないで美しくなれる方法を研究
わたしのパーソナルを受けた女性は年齢不詳になると人気が出る
運動しなくても美しさが保てるように、皮膚接触で脳を修正し、免疫、循環から変化させるパーソナルトレーニングを実践。
趣味;読書(哲学書)街をウォーキング、温泉に入る
あなたに出会える日を楽しみにしています。
メンタルトレーナー兼パーソナルトレーナーtak

takのコアパーソナルトレーニング

ほとんどの女性が自分のからだを美しくしたいと思って、運動したり、食事制限したりしています。

大好きな甘いもの、クリームたっぷりのスイーツのケーキやカラッと揚げているおせんべいなど、一度食べたら、人間の味覚にうまく合うようにできているので、美味しくてやめられないですよね。

スーパーに買い物に行くと、売る方はうまく戦略が練られていて、生鮮を買った後にレジに向かう間に、ちょうどお菓子やインスタントのコーナーがあるんですね。

そこを通れば、どうしても立ち止まってしまうのが、女性の嗜好(しこう)であり、それをやめるとなると、人生の喜びまで失わせるぐらいの大きな重要な要素となっているんです。

世間で効果の出るシェイプアップといわれる女性を対象としたパーソナルトレーニングのほとんどは、食事制限を徹底しているプログラムばかりです。

つまり、問題となっているものを、すべてやめさせるようにして、いわゆる、あなたがもっている精神をギリギリまで追い込んで効果を出そうというプログラムなのです。

はたして、そんなことをして手に入れたからだが、女性が望むからだなのでしょうか?
これは、過度なダイエットやトレーニングをした方なら分かることですが、たとえ効果が出たとしても、そのときには、精神的に疲れた状態となっているのです。

そんなトレーニングをしなくても、女性が美しくなれる方法はないのでしょうか?

この記事では、女性を自然体でからだの構造を考えて、苦しい努力をしなくても美しくなれる方法をお伝えしていっています。
少しずつお話をさせてもらいますが、私たちがからだの構造から女性に合ったコンセプトを、beauty-core-concept(ビューティー・コア・コンセプト)としました。

無駄な努力をしないで、最速でからだを美しくして、生きる目的のために、有限な時間を使い、幸福ななってもらいたいんです。
それでは、この記事では、コアの奥の方まで効かせて、お腹をスッキリさせ、いつでもお腹を見せることができる方法をご説明します。

女性の魅力とはどんな体型なのか?

女性の魅力とはどんな体型なのか?

女性の魅力的な体型は痩せ型適度な脂肪量

姿勢学習をともなったコアトレーニングを行なうと神経活動を通じて脊髄と脳内に変化を与えるので代謝がアップします。

代謝がアップして、コアトレーニングの効果によっていつも姿勢を安定させる骨盤周囲のコア筋が働いたなら、日常的にコア筋が使えるようになり、永遠の美しさが手に入ります。

適切なあなたに合った姿勢を作るのを目的にしたコアトレーニングをした後の女性はどんな体型なのでしょうか?

わたしが見てきたコアトレーニングによって効果が出てきた女性の体型は、

  • 胸とおしりには少しの脂肪
  • ウエストから腰には脂肪がなくくびれている
  • 腕と太もも、ふくらはぎには筋肉の形が見えるぐらいの筋肉量
  • 腹筋は割れていないけど骨盤からおへそまではシャープなライン

今まで見てきた女性で効果が持続し自分のからだに納得できている共通点があります。

その共通点は、すべて痩せ型体質になった結果でした。

わたしが2019年現在パーソナルトレーナー歴21年のキャリアがありますが、これまで見てきた女性に最初は痩せ型体質にするのが喜ばれるとは想像できませんでした。

さまざまなアプローチをして、からだの動きやすさとかからだの痛みを抱えてる女性を対象にしたセッションをした時期もあったのですが、動きやすさと痛みが取れるのは叶えられたのですが、それでもお客さまの自分のからだに納得する結果は得られなかったのです。

そこから試行錯誤をし、女性に喜ばれるパーソナルトレーニングは何なのだろうと悩んできたところ、女性が満足できるのは痩せ型体質を作ることでした。

先述しましたが、脂肪がついていいのは、

胸とおしり。
筋肉のかたちが必要なのは、腕と太もも、ふくらはぎです。
お腹はシックスバックにするまで追い込まず、お腹が割れていなくても、ウエスト周りに脂肪がなければ女性は自分のからだに満足を持つことができます。

この痩せ型体質を実現するためにやるのは、姿勢改善を目的としたコアトレーニングです。

コアトレーニングを姿勢改善を目的にすると魅力的な痩せ型体質が永遠に手に入る

姿勢改善を目的にしたコアトレーニングをすると、痩せ型体質が手に入り、それが永遠に持続できます。
ただお腹の脂肪を取る目的でコアトレーニングをするのでは、一時的な効果しか得られないです。

姿勢改善に必要なのは、あなたが日常的に行なう代表的な姿勢の中でコアをコントロールする体幹の運動です。
コアトレーニングを目的にすると、多くの女性はマスメディアでよくやっているプランクをイメージしがちです。

コアトレーニングのプランク

[ 完全版 ] プランクの王道トレーニング18選

コアトレーニングの代表的な種目は、このプランク。
この姿勢を取れば、お腹まわりが効いている感覚はわかります。
簡単にできるから女性はみんなこのコアの種目をやってしまってますが、プランクをしても姿勢改善が目的ではありません。

プランクだと頭から足先まで一直線の姿勢です。
このプランクの姿勢をあなたは日常的に使うことがあるかといえば、ほぼないとですよね。

コアトレーニングで魅力的な永遠の美しさを手に入れるには、日常的に取る姿勢をセットしてそこでコアコントロールするトレーニングをするのが良いのです。

立ってる姿勢でコアトレーニング

特定の課題を達成する手を使う作業では、座った姿勢を取りますが、重心を即座に変えるような日常動作では立ってる姿勢を取ります。

立ってる姿勢で使う日常動作

お料理をする
洗い物をする
洗濯物を干す
洗濯物を取る
掃除機をかける

立ってる姿勢の日常動作でコアコントロールが求められるのは、足の裏の重心移動とどちらかの足を一歩出すステップ戦略です。

立ってる姿勢のコアコントロール

  • 足の裏の重心移動
  • 足を一歩出すステップ戦略

足の裏の重心移動は、前後左右、斜め前斜め後ろの8パターンあります。

トレーナーは、立ってる姿勢で重心移動を皮膚接触をしたハンドリングによってどこがバランスが反応してどこが弱いのかを確認します。

神経ー脳のメカニズムとして、得意な運動から不得意な運動につなげていくのが一番効果が出ます。

ポイント

得意な運動→不得意な運動の順で運動を与えていくと神経ー脳は気持ちいい(快刺激)から気持ち良くない(不快刺激)によって気持ち良くない運動にも意識を向けやすくなる。

前後の重心移動をトレーナーが入れ、手から肩が動揺するように揺れたり、肩から手首までの緊張が高くなるなら、その動きはバランスが獲得できていない反応です。
たとえば、重心移動の後ろがバランスが取れないなら、その反対方向の重心移動をしてバランスを確かめます。
反対方向を拮抗(きっこう)方向といい、神経はバランスが悪い方向の拮抗側は強く固定されているケースがあります。

後ろの重心移動がバランスが悪いなら、前の重心移動を入れてみます。
前の重心移動がバランスが良いのなら、そこでコアトレーニングを入れます。

気持ちいい(前に重心移動)ー気持ち良くない(後ろの重心移動)
前に重心移動をした状態で、不安定な姿勢を作り、そこでコントロールしてもらいます。

トレーナーは、骨盤や胸郭、肩甲骨、頭の位置をハンドリングで運動を与えていき、不安定なところでキープさせます。
徐々にハンドリングに反応してきたら、トレーナーは言葉によって「今、わたしが動かしたところまで自分で動いてください」といい、自分でそこまでの運動を往復することでコアトレーニングはさらに負荷がかかり、コアトレーニングになるのです。

プランクだけだと、からだの位置を変えませんから、コア筋よりもからだの動揺に反応しないで固定だけをする大きな筋肉の腹直筋が強くなりやすいです。

永遠に美しさを得るためのコアトレーニングは日常動作で使う姿勢で強い運動と弱い運動を見つけ出しそこでコア筋を働かせるのがコアトレーニングなのです。

座ってる姿勢でのコアトレーニング

日常動作で立ってる姿勢の次に多いのが座ってる姿勢です。
座ってる姿勢では、集中的に目と手を使った作業を行なうときに選択します。

座ってる姿勢で使う日常動作


パソコンをうつ
裁縫(さいほう)をする
洗濯物をたたむ
書類に文字を記入する
食事をする

座ってる姿勢は目を使い物を見て、その中でスキルをもって手の作業をともなう日常動作が中心ですね。
座ってる姿勢でのコアトレーニングは、硬くて平面である座面に接触する骨盤の下の坐骨の中の運動となります。

坐骨は左右ありますので、坐骨の前後左右、斜め前斜め後ろの8パターン
立って姿勢も8パターンですので、この中でコアトレーニングをすると、日常動作のバランスが変化し、どんなときもコア筋が働かせるようになり、永遠の美しさを維持する効果を生み出してくれます。

立ってる姿勢でも座ってる姿勢でも神経ー脳のメカニズムは同じ反応です。
気持ちいい(快刺激)ー気持ち良くない(不快刺激)の順で運動を確認してコアトレーニングを入れていきます。

座ってる姿勢で、坐骨を前後に運動を与えていくと、体幹が崩れて脊柱が丸くなる運動を探していきます。
そこがコアコントロールが弱くコアトレーニングを取り入れる必要のある部分です。

コアコントロールが弱い部分が見つかったら、そこから拮抗する方向に運動を与えていき脊柱がまっすぐに維持できる重心を探してコアトレーニングを入れます。

脊柱が崩れないのは坐骨が座面を知覚できて神経ー脳が適応しているからです。

気持ちいい(脊柱が崩れず姿勢が安定している重心)ー気持ち良くない(脊柱が崩れて座面の知覚ができない)の順番で、運動を与えてコアトレーニングを行ない脳内の運動プログラムを修正します。

座面を知覚している重心で、トレーナーは頭、肩甲骨、胸郭、骨盤、股関節に運動を与えてポジションを変化させて動揺が見られる位置でコアコントロールさせます。
何度も安定する位置と安定が弱く動揺が見られる位置を小さく往復運動を繰り返し、運動知覚に気づきの経験させていくのです。

トレーナーの言葉なく運動だけの感覚で運動を誘導されてコアコントロールができてきたらその位置で、言葉を入れて運動をみずから行なってもらいさらにコアコントロールを高めます。

これが、座ってる姿勢でのコアトレーニングです。

プランクだけのコアトレーニングだと、あなたのコア筋のバランスの反応が見れませんので、あなたに合ったコアトレーニングとは言えないので、効果はあまりありません。

あなたの現状のからだの知覚があり、姿勢コントロールの活動があって、その中であなたはコア筋を使って生きています。脳内にはからだの知覚情報が現状に合ったものとして学習されてますので、トレーナーを介して細かくコアコントロールの確認をしてコアトレーニングをしたほうが、抜群に効果が出てきます。

日常動作でバランスの良い部分と弱い部分を確認し、そこでコアトレーニングをすると脳内に運動プログラムの修正が行なわれるので永遠の美しさを手に入れることができるのです。
永遠の美しさを得るには、あなたに合ったコアトレーニングプログラムが必要なんですね。

運動効果が持続する一度得られたら永遠に続く方法

それなりに世間で言われている理論を信じて、実践し、継続すれば、それなりの効果を得ることができます。
世間で広まっている運動、食事などの美に対する理論は、適切であるものであります。

そのうち、どれかを選択すれば、あなたが求めている理想的なからだになることができるようになります。
目の前のからだにかんする情報を理解し、それをやれば、あなたは美しくなれます。
でも、多くの女性が目の前に見えている美しさを得られずにいるのです。

その理由として、

  • 良いと分かっていても継続できずやめてしまう。
  • 少し効果が出ると安心して元の生活に戻ってしまう。
  • そもそも苦しくて、辛いことはしたくない。

このような例を見ると、女性が自分のからだを美しくしようと計画した段階での、実践する労力の反応への期待値に何かがありそうなのです。

それは、何か?
この期待値と実践した自分のからだを美しくなるために磨く反応が一致すると、やった分だけ、自分のからだに美しさが還ってきて、あなたはいつまでも美しさのための実践をやめなくなるでしょう。

この期待値が得られるなら、美しくなる実践を続けたいと素直に思えるようになります。
今のところ、世の中に広がってる美しさについての主要な考え方は、運動や食事をの量を増減して実現されるところに最終地点が置かれています。

運動量を増やすか、食事量を減らすかで、体重を落とし、体脂肪を減らす目的で、細くなったからだが美しさであると。
しかし、あなたはもう分かっているように、細くなったのは、内面の潜在力を活かしたのではなく、外見だけを量のコントロールによって変わっただけなのです。

運動や食事の量の増減は続けてるうちは効果が続くけど、やめると効果がなくなってしまう。だから今すぐこの見方を修正しましょう。

よって、量を元に戻すと、元の姿になってしまうのは、あなたはもう経験されていることと思います。このようなことしかやってきていないかもしれせんね。
それでは、同じ失敗を繰り返して、あなたが想像する美しさの構造を歪ませることになりかねません。

要は、理想的なからだを目指した実践が、あなたが行なった実践で作られたからだの変化が永遠に続けばいいのです。
そのような考え方で構成された美学をあなたの日常で取り入れ、実践をからだをつうじてわかり、それがあなたの脳の考え方の中心にメモリーされれば、永遠に美しいままでいられます。

それが、BCC(beauty-core-concept)理論の中でまとめられています。

姿勢を適切にして、からだをゼロにセットにして脳から代謝を高める

コアの奥まで効かせることができるコアトレーニングをすると、永遠に美しいからだを維持できます。
BCC理論に基づいたコアを理解して、BCC理論で提唱するトレーニング、つまり実践をすれば、真実の美しさを得られます。

私たちが考えるコアというのは、姿勢を適切なポジションにすることから始まります。
姿勢には三つの段階があります。

  1. 発達時に習得した姿勢ポジションとそこから発生する運動パターン
  2. 発達時が終了後に重力ラインに合ったポジションに外から設定しコントロールさせる
  3. 姿勢学習が生まれ、脳が快適な姿勢ポジションを知ってやめられなくなる

発達時に習得した姿勢と運動を見直し、再び運動を与える

コアトレーニングを考える際に重要なのが、あなたの今の姿勢がいつ作られたのかです。
コアはお腹まわりをさし、お腹まわりの空間のバランスです。そこには、腹腔(ふっくう)という解剖学的な構造があって、皮ふ、筋膜、コアマッスル、脊柱(背骨、主に腰椎)、骨盤、腸や腎臓、卵巣などの器官も入ります。

あなたの今のコアは、生まれてきて重力の真上から真下への圧を受けたときに、生後から1歳を超える一年以上かけて運動によって習得してきました。この運動には、絶対条件である重力がからだに適切な負荷としてかかっています。そうしなければ、あなたのからだは脳の運動にかかわる部位に適切に伝わらなかったでしょう。

コアは姿勢を作る基礎となり、美しさコアバランス均等であるほど高くなります。

コアは上記にあげましたように、筋肉だけではありません。脊柱骨盤筋膜内臓も関与しています。
筋肉だけでコアをとらえるとしたら、コアマッスルを鍛えることで、効果が生まれるでしょう。
でも、真の美しさはコアマッスルだけではなく、コアに関わるすべての器官のポジションを適切な状態にしてあげることです。

多くの女性たちはお腹まわりをスッキリさせたいと強く思い、世間で話題になったコアトレーニングでお腹のコアマッスルを鍛えようとしますが、脳には適切なコアの情報は今までのコアのままなので、コアトレーニングをやめてしまうと、またいつものからだに戻っていくのです。

ポイント

コアは筋肉だけを鍛えるとバランスが崩れて美しさは得られない。皮ふ、筋肉、筋膜、内臓すべてのポジションを整えるとコアのバランスは発揮され、美しくなれる。

では、今のあなたのコアは発達時に生まれたあとにからだに受けた重力をでポジションを作りからだで覚えてきました。今まで、発達時に習得したコアを使って日常動作という運動をしています。

生まれてすぐと、あなたの今のからだは明らかに違います。まず、何が違うかというと、背が生まれたときよりは伸びていて、全身の骨の長さが伸びています

発達時にコアを姿勢学習によってポジションで学習してから、背が伸びて骨が長くなっているのに、発達時に作ったコアのポジションのままであるのです。

コアのポジションをあなたの今の骨に合わせ直さないといけません。あなたのコアに含まれる器官はあなたのからだに合っていないので、表面を覆う皮ふに触覚刺激を入れ、そこをズラすように運動を与え、コアのまわりにあるからだの器官が集まりを重力の中で安定させる必要があります。

ほとんどの女性が、発達時の骨の長さのコアポジションで支えるトーンを脳から指令を受けています。
この理由からも、コアの器官を支えるトーンは低いままで脳は理解し、コアは重力をうまく受けられず、コアが重力のラインから外れてしまっているのです。

からだの発達に重力が重要であるのをお分かりいただくために下の記事をお読みくださいね。

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発達時に知った重力感覚をもう一度からだに刺激

発達時に設定された重力感覚は骨が長くなっているのに、そのままになっているので、コアのトーンが適切ではありません。あなたの今の骨の長さに合ったコアのポジションを重力に抗していきトーンを上げます。

重力感覚をあなたは今のからだにはまだ適切に知らされていません。からだにたいする世界の常識は識者と呼ばれる一部の学者が規定を作っています。あなたはそれに従ってきています。発達時に栄養補給と立ち上がるまでの期間には親が強く関わりますが、いったん立ち上がり、自由に動けるようになると、親は子どもから関心が少し薄れます。

そして、子どもはどんどん大きくなって、学校に行くようになって、学校の体育で運動を行ない、多くの子どもは学校の体育で自分のからだの動きにくさを知るのです。子どもはそのときにそのような自分のからだについての不快な感覚を抱えますが、他の学校の教科の内容を覚えないといけないので、膨大な情報量を処理し、からだの不快な感覚に追従していけません。

子どもは家に帰って、体育で自分のからだが動きにくかったんだよ、とは自分の言葉では省みることも、親にそれらをうまく伝えることもできません。親も子どもがそのようなからだについての事情を抱えているとはまったく思ってもみないでしょう。

この話を聞いて、何かをしなければと思ったあなたはからだにたいするアプローチを考えたとします。運動がいいのか、ストレッチがいいのか、今どこかでやっているファンクショナルエクササイズをすればいいのか。または、整体やカイロプラクティック、アロマトリートメントのようなヒーリングがいいのか。

実際、あなたがコアを今の骨の流さに合わせるアプローチは何を選んでもいいです。ただ、前述しましたが、絶対条件である重力をからだに刺激として入力できるかどうかで変化が促せるかが決まります。重力の刺激とは、どのようなものなのかを説明します。

  • 皮ふや筋肉を骨に向かって集めて滞空(たいくう)させる。
  • 落下するところまで待ち、そこで安定を作る。
  • 滞空と落下を反復すると支持面が作られる。

現在のあなたの骨の長さに筋肉が適応していません。発達時の姿勢のコントロールを脳は学習してから一度も手をつけていません。今の骨の長さで今の皮ふや筋肉を使って姿勢を適切にあなたのからだを保証できるように安定する情報を脳に伝える必要があるのです。

そこで今あげました三つのアプローチです。この三つが他のトレーニングセッションやセラピー、治療といわれるアプローチに入っていればいいのです。

アプローチの最初に、あなたの特定の部位に私が触れます。皮ふた筋肉をあらかじめ表層をズラすように触れて刺激を与えます。ズラすという感覚は少し後にあなたの感覚神経がズレた運動感覚を追いかけてくるようにします。そのため、皮ふや筋肉の表層をズラしながら少し戻すような運動を入れます。すると刺激を入れた皮ふや筋肉の組織(軟部組織ともいいます)が柔らかくなってきます。

そして、そうなるとずっと触っている皮ふと筋肉が骨の中心に近づきやすくなってきます。そこから何回も骨の中心に近づけると、そこで保持できるようになってきます。私の手を離しても骨の中心にい続けようとしてくれるのです。これが滞空といい、英語ではプレーシング(placing)といいます。

皮ふや筋肉が柔らかくなるという反応は脳の感覚神経が強い感覚になってきたためです。これを神経系の促通(そくつう)といいます。つまり、この反応は皮ふや筋肉にある今の状態を伝えるセンサーがあるのですが、それが脳とつながりをもったといえます。これは、与えた刺激を学習しやすくなっていることになるのです。中心に集めて、滞空をさせていくと、骨の中心でコントロールしようとしてくれます。これが皮ふや筋肉の収縮です。これが、重力の中で運動をしたことになります。

あなたの骨の中心に集められた皮ふや筋肉がそこで運動を起こす。発達時から大人になって、姿勢がうまくセットできずに生きてきました。一部の優れたセンスがあるトップアスリートになれるような方以外は、多くの方がからだの不快感を学校の体育の授業で知っていました。誰にもその不快感を共有することなく、今まで生きてきたのです。

仕事でうまくいかなかったり、人間関係で疲れたり、自分の夢や理想が果たせなかったり、年齢とともに老いていったり、これらの諸々の現象は、からだに不快感があることによって起こるのです。要は、動きにくいからだ、重くて軽くないからだを抱えているのです。

からだのメモ

からだは生きることのすべての基礎になっている。楽しい思い出はからだが快適なときのみに感じている。からだを調整すると生きることの価値が大きく変わる。

滞空を繰り返すと同じ数だけ真下に落下されます。滞空は私たちトレーナーが作り出していますが、落下は滞空に対する自然反応になります。落下は重力と皮ふや筋肉などの組織の質量があることで起こります。落下をあなたのからだに経験させるということは、自然が生み出している重力を一体化されている現象であるといえます。

あなたのからだを自然に近づけることは、あなたのからだが自然でできた有機体であるからであり、からだは自然反応ができるような刺激をいつも求めています。それは、自然でできたからだの構造は自然と同じ構造であって、そこに近づけると何もしなくても脳はあなたのからだを適切な姿勢に作ってくれることにもなるのです。

滞空で重力の力が作用した落下はその下にある支持面を作る

あなたのからだが欲しがってるのは姿勢を適切なかたちにするための安定面でした。安定面は平面であることで、それを大地がその役割を果たします。

姿勢が悪いと思って筋肉を意識して良い状態にしてもなかなか維持できなかった経験があるあなたは支持面を失っているため、実現できなかったのです。背筋を伸ばしても、落下するという重力の作用を知らなかったことで、あなたのからだは良い姿勢にしようとして、上に引き上げるだけでした。

上に引き上げると、からだが伸展する方向性が運動となって、不安定となり、そのときにコアコントロールが起こり、コアのポジショニングが適切な高さでコントロールされるようになります。

支持面は大地と接触する脳が自然を求める知覚を第一に感じ取る接地面です。姿勢は支持面が知覚される感覚情報の量が多いほど土台が安定するのでからだに合った姿勢となります。姿勢が適切にするには、からだの骨にそって真上に支持面から引きあがっていく伸展運動ができるかどうかです。

過去の科学者が発見した例として、ニュートンが木から落ちてきたリンゴを見て、重力がその世にはあることを発見しました。それまで重力がこの世界には変わらず落下していたのに、地球が起こす自然反応について誰かの定義がなければ重力について客観的に見れませんでした。

これと同じことがからだのメカニズムについても言えるのです。姿勢を良くすると、全身が伸展運動が脳に伝わり、脳は脊髄に伸展運動を維持するように下行の出力を出します。でも一般的に言われているわけではないので、誰かがニュートンのように客観的に定義をしなければいけません。これを、私たちが発信することで女性が美しくなれる機会が増えていくでしょう。

適切な姿勢は支持面を第一につくり出します。姿勢を良くするには姿勢を良くするのでは効果が長続きしません。支持面という安定面ができると、そのままに姿勢が一番適切な姿勢になることができます。支持面があると、からだは安定面から真上に伸びようとする機能があるからです。

 

姿勢が悪くなって起こる皮ふや筋肉の硬さを改善して代謝を高める

永遠に美しくなれるには、コアの奥のスイッチが入ることです。コアにスイッチが入ると、脳の代謝システムの電源が入ります。コアにスイッチを入れるには、適切な姿勢を作ることです。段階として、コアを高めるために滞空、落下、支持面が構造には必要であると説明しました。

この記事では、実践が行なえないため、理論からお伝えするしかありませんが、理論がなければ物事の解釈や理解ができないわけですので、理論を知っておくだけでも美しくなれる第一歩となるのです。ですので、姿勢のメカニズムを知るだけ知ってもらいたいのです。

コアにスイッチが入るには、これまで姿勢が悪くなっていたからだには何らかの構造上の負担があったはずだというのは、想像してもらいたいところです。コアに生まれた頃の初めはスイッチが入っていました。だから、発達時に立ち上がり、歩行する段階まで到達できました。それができたのはコアがコントロールされるからだの実践があったからです。

骨の長さが幼児のままならコアがコントロールされた神経系の機能によって維持できたのですが、人はこどもから大人になっていき、骨が長くなっていきます。
骨の長さに合わせて筋肉も長くなっていきますが、長くなった筋肉で姿勢をコントロールする使い方で運動したわけではありません。

このようにして、骨の長さに合った筋肉の使い方をしないことが、コアに安定性を作れずに不適切な姿勢を取り続けることになります。重力の力の方向性は真上から真下です。からだの骨の位置が重力のまっすぐのラインに保たれていれば、適切な負荷になります。コアがスイッチが入っていないと、からだの分節をねじらせて負荷がかかり、それをトーンの低いコアの筋肉は支えることができず、表面にある皮ふた筋膜の一部は伸ばされ、そこに引っ張られるようにしてねじり込み短縮していくのです。

このからだの状態を改善するためには、自分でやる場合、皮ふへのアプローチは一番最後に行ないます。自分で行なえるのは、筋膜と筋肉です。筋肉は大きな筋肉を最後に伸ばすようにします。短縮しにくい筋肉から伸ばすようにします。

例えば、腹筋(お腹の表面)裏ももの付け根肩の後ろの筋肉肩甲骨の下側を伸ばす運動を入れます。

そうすると、緩みがある部位ですので、運動が作りやすくなり、短縮している筋肉が伸びやすくなってくれます。短縮している筋肉の表層の筋膜も同じく短縮しています。それが年月経つと、皮ふも短縮し、重力が受けにくいからだとなります。

このように、適切な姿勢が取れるようなからだの構造に伸展感覚うぃ入れることで、脳はからだに重力の負荷が刺激となって姿勢システムを高めてくれます。そこから、根本的な代謝システムが自律的に永遠に続くようになっていきます。

まとめ

知っていてほしいのは、代謝はいつまでも続くことができる機能をあなたはもっています。それが、止まってしまって、代謝の中心である筋肉が使えなくなっています。
その要因は、コアのスイッチが止まってしまっているからです。コアのスイッチは、三つの要素を作り出すことで電源が入ります。からだを引き上げる意識、からだを引き上げてそのまま勝手に大地に落ちていく落下する感覚の意識、そしてそこから気づけるのが、大地に接地した支持面の感覚です。

これらの条件を整えると、あなたの体内は永遠に続く代謝システムが作動します。そうすれば日常生活の動作だけで、運動が脳と脊髄で感覚情報で無意識に行なわれ、動作をすることがすべて運動の学習となって、からだを気にすることなって、いつの間にか忘れてしまっていることに気づいていくのです。

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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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