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「生理前に仕事を休みたい」は月経前不快気分障害(PMDD)で感情が不安定

月経前不快気分障害(PMDD)で感情が不安定

月経前不快気分障害(PMDD)で感情が不安定

生理前に仕事が休みたくなります。でも休むわけにいかないので無理して会社に行くと、自分でわかるぐらい無気力で、集中力も記憶力も落ちてるなとわかるぐらい症状が重いです。1人ぐらしなので、生活のために簡単に仕事を休むことができないので、生理中はとても辛いです。どうしたらいいでしょうか?

このようなお悩みをこの記事では解決します。

わたしは21年大阪を中心に女性限定で自宅出張スタイルでパーソナルトレーニングを実施しますトレーナーのtakです。女性のホルモンバランスに感心をもち、独学で内分泌腺の知識を得て、パーソナルトレーニングのコンセプトにして女性の体調を整えています。

生理前に仕事が休みたくなる。そんなお悩みのあなたは仕事に行くギリギリまで「今日は休むもうかな」と心との葛藤と闘っているはずです。

生理前に休ませる風土が日本の社会にはないのでこれから先も改善されにくいかなと思ってしまいます。
生理前に仕事を休みたいのに無理して行くと、心に負担がかかり、ますます行きたくなくなると、生きていくためにお金が必要ですから、辛い状況におちいってしまいます。

生理前に起こる気分が落ち込む状態を医学的に認めています。

その病名は、月経前不快気分障害(PMDD)です。

身体的な症状が出るPMS(月経前症候群)よりも心の要素が強く出るのが月経前不快気分障害(PMDD)。

月経前不快気分障害(PMDD)は感情が不安定でコントロールできなくなる状態です。
仕事に行くことは本当はできない心の状態ですので、無理に行くべきではありません。

この記事では、月経前不快気分障害(PMDD)を軽くする感情のコントロールの日常的にできる習慣を解説します。

月経前不快気分障害(PMDD)は脳の神経伝達物質のセロトニン分泌が不足することが医学的に分かっています。
その部分の取り入れながら、生理前に仕事に今よりは行きやすくなれる状態にする内容となっています。

では、あなたの心を楽にするために見ていきましょう。

この記事を読んでわかること

  • 生理前に仕事を休みたくなるのは月経前不快気分障害(PMDD)
  • 月経前不快気分障害(PMDD)は脳のセロトニン分泌が不足して起こる
  • 自分と他者との境界線をひけばセロトニン分泌が増える

生理前に仕事が休みたくなる。原因は不安定な感情から生まれる月経前不快気分障害(PMDD)

「生理前に仕事を休みたくなる」のは、心の自然反応ですので、そういう心の状態に出会っても心配はいりません。

症状の強弱はあるにしても、ほとんどの女性は生理前になると仕事を休みたいを思っていますので、あなただけではありません。

生理前に仕事を休みたくなるのは、簡単にいうと脳からくる不安な症状だと思ってみてください。

脳からくるというと、重い症状なのかなと不安に思うかもしれませんが、誰もがある脳の反応です。

つまり、あなたは生理前に軽いうつ(鬱)状態になっているのです。
だから、仕事を休みたいと思ってしまうのです。

前述しましたが、生理前のうつ状態を月経前不快気分障害(PMDD)と医学的にいいます。

月経前不快気分障害(PMDD)よりも軽い症状であるPMS(月経前症候群)がありますが、この症状は身体的・精神的の両方に症状が出てきます。月経前不快気分障害(PMDD)は身体的な症状より、うつの状態が精神的にだけ症状が出ますので、アプローチ方法はまったく違います。

PMSはPMSの症状はどんなのがある?生理前にいつも気分の落ち込みが強く何もやる気がしないの記事で詳しく書いてますので、また見ておいてください。

あなたが生理前に出る症状は、月経前不快気分障害(PMDD)で軽いうつです。
うつは脳の神経伝達物質であるセロトニン分泌が不足することで気分が落ち込みます。
ひどくなると、不安障害といって対象のない漠然とした空虚さが認識されてしまう不安の世界の枠組みが作られます。

不安は対象がないので、まっくらで、自分自身がそこにいなくて、他者の集団だけが見える人もいるぐらい、そこにいたくない世界が出来上がります。

生理前になると不安が出て、仕事をするために会社に行く行為ができないと認識します。

月経前不快気分障害(PMDD)を楽にするには、うつの要因であるセロトニン分泌を増やす心の習慣を取り入れると良いです。

月経前不快気分障害(PMDD)は感情をコントロールするセロトニンが不足する

月経前不快気分障害(PMDD)とセロトニンとの関係をもう少し解説をします。

セロトニン分泌で感情のコントロール→生理前女性ホルモンバランスが乱れ、セロトニン分泌に影響→月経前不快気分障害(PMDD)

セロトニン分泌ができていると、うつ状態にならず、それなりに快と不快の平均値をさまようラインで生きていけます。

あなたのおそらく生理前以外の日は仕事を休みたいとは思っていませんよね。
誰もが仕事をやめて自由になりたいと思っているものですが、何がなんでも仕事を休みたいとまでは感じていません。

この状態は、脳からセロトニン分泌が適量あるので、快楽と不快のちょうど良いバランスが取れてる状態なのです。

快楽:仕事を終わったときの開放感・給与日にお金を得た瞬間・仕事を他者に評価されたこと
不快:会社に行くより家でのんびりしたい・仕事せずにお金を稼ぎたい→でも仕事に行く

月経前不快気分障害(PMDD)はセロトニン分泌が不足し、うつと同じ状態ですので、快楽はなく不快な世界だけがすべてを占めます。
もし生理前に仕事を休んだとしても自宅でも不安を抱えたまま、休んだ気にならないような不快な時間を過ごすことになります。

うつでなければ、仕事を休んで自宅で過ごすときは快楽な感覚がでますので、月経前不快気分障害(PMDD)とは違いますよね。

生理前にセロトニン分泌が不足するから、うつになってしまっています。
世界の作り方の工夫で、セロトニン分泌を増やせるようにできます。

感情をコントロールするために日常的の心がける習慣

月経前不快気分障害(PMDD)を軽くするためにセロトニン分泌を増やす日常的な心の習慣をわたし自身の経験と女性のお客さまから知った経験からご提案します。

次の3つを毎日の生活に心がけてもらえるとセロトニン分泌が増え、月経前不快気分障害(PMDD)が軽くなります。

  • 自分の時間をもち他者と境界線をひく
  • 他者の意見を意識できる範囲で引き出してすべてすてあなただけの未来を想像する
  • 月経前不快気分障害(PMDD)が出ても仕事を休める環境作りを計画する

自分の時間をもち他者と境界線をひく

セロトニン分泌を増やすには、脳を地球と同じ宇宙の中で唯一の星のようにあなた自身だけの星に作ります。

そのために「自分の時間をもち他者と境界線をひく」というのを日常的に取り入れてみましょう。

最近の医学的な統計では、うつ病が増えているそうですが、その要因は自分の時間を中途半端にしかもてていないからです。

インターネットが情報の核になり、SNSがスマートフォンですき間の時間見てしまいますよな。
あなたのそのときの気分によって心地よい情報もあれば、気分が落ち込む情報もあります。

情報化された現代では、自分の時間があるようでほとんどないのが現状です。
その結果、今までにないストレス環境を生み、セロトニン分泌が不足します。

SNSを見ない時間を作り、自宅でも家族と住むなら、同じ自宅空間でも、心だけは孤独な世界を作り、家族でもそこに入らせないようにします。

休日に外出するなら、都会の人混みより、あまり人が集まらない郊外や田舎の自然環境に行くのもいいでしょう。

わたしが以前よくやっていたのは都会のハイクラスホテルにチェックインからチェックアウトまで自由に過ごすことでした。

ホテルなので物音ほとんどいませんし、食事のときだけ外出して、食べたたホテルの部屋に戻る。
わたしは文章を書くのが好きで、ストレス発散できる行為だったので、ホテルではずっとノートに自分が思い描く未来を書いていました。

あなたなりの他者が入り込まない過ごし方を見つけてみてください。

他者の意見を意識できる範囲で引き出してすべてすてあなただけの未来を想像する

あなたの脳にはたくさんの他者から入ってきた情報が詰まっています。
情報化によって大衆化された固定概念が脳の前頭前野に記憶され、あなたの人生観を作られてるのです。

この状態はあなたが組み立てたのではなく、あなたの外から入ってきたあなたには活かせない価値観です。

あなた自身で自分の考え方を意識すると、引き出された内容はほとんどが外から入ってきたものだから、棄てる作業をします。
こうして気づくだけでも効果がありますし、さらにいけば他者の意見を棄てて、あなたが1から自分の意思で考え方を組み立てていくとさらにセロトニン分泌が始まります。

セロトニン分泌を増やしながら、未来を想像します。
未来を想像するには、未来の空間を先に描いてみます。未来は誰も汚していない大地がそこに広がってるのです。

未来を想像するとさらにあなたから組み立てた自分の考え方は未来を一直線の軸が作り出されます。
セロトニン分泌がどんどん促され、月経前不快気分障害(PMDD)は楽になります。

月経前不快気分障害(PMDD)が出ても仕事を休める環境作りを計画する

月経前不快気分障害(PMDD)が出ても休める環境作りをしてみます。
今の会社で雇用形態を変えれるなら、いつでも休める契約社員に変更するのもひとつですよね。

月経周期を考えて、生理前にうまく休みを入れることができると無理しなくてすみます。
月経周期は、ホルモンが変化する月経周期を見直して1ヶ月快適に過ごせる時間の作り方の記事に詳しく書いています。また見ておいてくださいね。

もっと良いのは、あなたのやりたい事をビジネスにし起業するのも一つです。
あなたが1人で起業し会社にするのもいいでしょうし、個人事業主になって活動するのもいいでしょう。

起業のスタイルはあなたにあったのを選択し、長続きできるビジネスモデルを作るとストレスなく、徐々に実績は上がってきます。

稼げるほど、あなたは自由を獲得できますので、生理前を休みにすることができます。
好きな事で起業できてその結果お金が稼げるとセロトニン分泌が増えます。

セロトニン分泌が増えるので、月経前不快気分障害(PMDD)は徐々に改善されていきます。

まとめ:月経前不快気分障害(PMDD)は感情をセロトニンでコントロールさせると改善する

月経前不快気分障害(PMDD)は女性の20人に1人の割合でかかっている脳が原因の症状です。

主に、セロトニンが脳が分泌されなくなり、女性ホルモンのバランスが変化する生理前にセロトニンに脳から不足します。

セロトニンの分泌が不足すると、不安が想像され、どうしょうもなく暗くなり、感情がコントロールできなくなります。

月経前不快気分障害(PMDD)を改善するには、セロトニンを分泌する日常的に心がける心の習慣を実践しましょう。

  • 自分の時間をもち他者と境界線をひく
  • 他者の意見を意識できる範囲で引き出してすべてすてあなただけの未来を想像する
  • 月経前不快気分障害(PMDD)が出ても仕事を休める環境作りを計画する

これらを実践すると、セロトニン分泌が増え、月経前不快気分障害(PMDD)が楽になります。

つまり、あなた自身の心が素直に感じる喜びや気持ち良さ、楽しさを生み出せる環境作りでセロトニンは分泌されます。

セロトニンが分泌されるから月経前不快気分障害(PMDD)が楽になるのではなく、環境作りをするからセロトニンが分泌され、月経前不快気分障害(PMDD)が楽になります。

ぜひ心がけてみましょう。

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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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