ストレスをあなたは抱えているでしょう?
どうしてわかるのかって、楽しくない表情をして生きてるからです。
だいたいの女性は、時代の変化に対応できず、個の時代がきているのに今の環境を変えられず、ストレスになっているからです。
全体でみんな一緒という価値観で良かった時代はとっくに過ぎています。
当分、努力量(作業量)が多い方が、幸福も価値あるお金を得て豊かな人生が手に入る時代なのです。
自分を変えられないから、あなたはかなりストレス。
今日の記事は、ストレスがとってもこわいっていう内容の話をします。
ストレスを理解できると、環境を何がなんでも変えたいって思えるはずですよ。
この記事を読んでわかること
- ストレスは女性が自分を変えられない環境因子からくる。
- ストレスは遺伝子を壊し、あらゆる病気の原因になる。
- ストレスは老化現象を加速する因子になっている。
ストレスってとってもこわい
ストレスが生体内に繰り返されると、細胞が変調して、副腎皮質の肥大、脾臓(ひぞう)や胸腺の萎縮、胃・十二指腸の出血や潰瘍といった一定の状態が引き起こします。
さらにストレスを受けた生体は脳にまで影響を与え、視床下部ー下垂体ー副腎系および自律神経系の機能亢進が起こす反応もわかっています。
ストレスという言葉は、もともと、物理学や工学の分野で使っていた言語表現で、物体の「ひずみ」を意味する用語でした。ストレスは、カナダの生理学者セリエが、これを医学領域に取り入れてストレス学説を提唱しました。
セリエが登場するまでは、アメリカの生理学者であるキャノンは、生体が外部からの強い刺激にさらされると、その恒常性(ホメオスタシス)を維持するために、交感神経とアドレナリン分泌による全身反応が誘発されることを発見して、これを緊急反応と呼びました。
ホメオスタシスは脳の間脳という部位で自律神経系を介して作動されますが、そこが視空間の現実世界を作っているという内容の記事、女性の未来の運命はホメオスタシスで決まる!内部表現をホメオスタシスで切り替えよう。に書いています。また見ておいてくださいね。
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キャノンはネコをおりに入れイヌにほえさせると、ネコは興奮しました。そのときのネコの生体内の変化を調べました。
瞳孔が拡大
血圧上昇
皮膚や内臓での血管収縮と筋肉や脳での血管拡張
胃腸の機能低下
発汗
ネコの血液を調べると、大量のアドレナリンが含まれているのがわかりました。
警告期;ストレス状態から回復しようとして種々の防衛反応が引き起こされる。
抵抗期;ストレスからの回復がうまくいかず、ストレスからの回復がうまくいかず、ストレス状態が長引くことで疲労期に移行ストレスをかけても、抵抗期まででコントロールすると、病気の因子にはならないで済みます。
良いストレスと悪いストレスを区別して生き方をモデルチェンジする
ストレスには神経系の成長を促す良いものと、慢性疲労症候群で脊髄の炎症で筋肉が極度に弱化し、日常生活に支障をきたす悪いことがあります。
先ほど書きましたキャノンのストレスの分類にありますが、ストレスが抵抗期まででコントロールされ回復できるのは自己成長のために良いストレスと言えます。
良いストレスは、自分自身に一定の目標を課したり、夢を実現するべく努力をしたり、好きなスポーツによる負荷をかけたりすることは、神経系の出力を高め、モチベーションが上がり、目標達成する確率がかなり上がります。
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ストレスを受けた生体反応を見る子どもラットの実験があります。
- ときどき弱い電気ショックや振動を与える
- なんのストレッサーにもさらさず過保護の育てる
このように同じ親ラットから同時に生まれた子ラットを二つのグループに分け、刺激を変えました。
すると、過保護なグループよりも、ときどき弱いストレス状態を与えた方が大きく育ち、副腎のサイズも大きく、環境適応能力も高かったという結果が出ました。
ストレスは良いものと悪いものがあるのです。
自己成長か慢性疲労症候群になり、筋肉が使えなくなるのかというストレスは生きることであり、生きることを豊かにし、幸せにするか、自己免疫系の病気になるのかが決まります。
しかし、多くの女性は、ストレスのかけ方の現状に気づけずに、自分磨きをこころにもからだにも適度なストレスを与える実践がないので、多くの場合は過保護の子ラットと同じ生体内です。
学生時代に仲間を増やし、遊ぶことや一緒に時間を過ごすことに重点を置き、自分磨きで良いストレスを与えていないので、女性は環境適応能力も高くないのです。
時代が経済面から豊かになり、飽食な生活習慣なので、生きるうえでの生理面のストレスがなくなっています。
あと、精神論が薄れ、科学的で論理的な価値観が主流となっていますので、ストレスをかけようとしても、自分でいろいろな理由を作り、かけるのをやめてしまいます。
個性のないひとばかりが増えてるので、良いストレスをかけ、自分で生きることを構築すると、ストレスのよって神経系の発達につながり、自分で納得できる人生となれます。
ポイント
あなた自身でモニターしながら、ストレスのかける程度を増やしたり、減らしたりしてみましょう。
良いストレスを与えると、ストレスの反応もコントロールしやすくなり、自己成長して、世界を動かせる人物になれます。
子どもと大人が感じるストレスは違う
子どもと大人が感じるストレスは違いますので、子どもをもった親は子どもがストレスのかけ方の状態を知ることが大切です。良いストレスと悪いストレスをあなたが自分自身の内面で区別しておき、子どもを客観的に見れるようにしましょう。
- 子どもたち自身の体質的・性格的な要因
- 子どもたちを取り巻く家庭環境
- 子どもたちを取り巻く社会環境
子どもが悪いストレスを受けていると、こころの反応はそのままからだの反応となっています。
- 睡眠が浅い
- よく泣く
- 食べる量が減る
- 母親に強く甘える、甘えることを拒否する
子どものころに、脳の中の神経伝達物質やホルモンの産生と放出の反応も決まります。
子どもなりに自分自身の内面でぶつかるさまざまな抵抗を乗り越えるのがストレスなのです。
そんなときに、親が包み込む関わりをしてあげると、愛情を感じながら神経系を安定してコントロールでき、自己成長できます。
悪いストレスだった刺激を良いストレスに変えることもできます。
それは、脳の視床下部で産生し、下垂体から放出されるオキシトシンという物質です。
子どもを包み込むようにからだを接触していくと、オキシトシンの分泌が増え、子どもが受けたストレスが自己成長となれます。
オキシトシンについてはわたしのコンセプトの中心にしています。わたしが書いたオキシトシンの記事は、女性を愛情を幸せにコントロールする脳内物質オキシトシンの増やし方と[ オキシトシンのしくみ ] 女性が生理中のイライラをオキシトシンで解消!に書いてますので、また見ておいてくださいね。
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時代背景と子どもの社会環境や家庭環境も変化しますので、親が経験したストレスと子どもが感じるのは違いますので、子ども目線で知ろうとする努力が必要ですね。
親自身が悪いストレスを受けて生きてきたなら、ストレスの感受性が敏感で子どもにイライラする態度を取ってしまうこともあります。
ラットを使った研究でもわかるように、適度なストレスは副腎が大きくなるなどの良い反応があります。
副腎が大きいというのは、ストレスの対応力が良くなります。
つまり、ストレスがかかり、苦しい、辛い、逃げたいというのが内面で生まれても、神経伝達物質やホルモンがコントロールします。
親のこころやからだが安定していると、子どももそれを直観で感じ取り、自分のストレス反応に活かします。
親の影響がすべてとは言えませんが、ある程度家庭環境で受けたストレスで脳は適応してきたといってもいいでしょう。
子どもにとって親に対する悪いストレスは、親を信頼できないことです。
子どもの脳は大脳皮質がまだ未熟なので、現実に起きた出来事をとらえるのを理性的にできないですが、直観で記憶します。
親に信頼ができない子どもは、大人になると、自己肯定感が弱い神経系の性質になることもあります。
そうなると、これからくる未来は、自分で起業をして自分でお金を生んでいく市場になると予測できますので、そんなときに自己肯定感の弱さはストレスになるのです。
ですから、子どもをもつ親は自分のメンタルコントロールをして、子どもを包み込んであげてください。
悪いストレスでも良いストレスに変わっていきますので、時間のロスを防げます。
身体的な症状頭痛
発熱
腹痛
嘔吐
下痢
喘息
過換気症候群
拒食症精神的な症状集中力の低下
意欲の低下
不眠
潔癖性
不安
焦燥感目立つ行動指吸い
爪噛み
チック
自傷行為
夜更かし
夢遊行動
登校拒否
家庭内暴力
社会環境に影響を受ける子どものストレス
時代背景と関係するのがストレス。つまり、社会環境によってストレスは変化するのです。
最近では、少子化に伴う子どもたちへの過剰な期待、社会にあふれる過剰な情報、ゲーム機器、インターネット、スマートフォンなどの普及は、子どもたちにストレスを与えています。
社会環境が変化したのに、ひとの内面の構成は変わりませんので、適応力が必要です。
オキシトシンの放出によって包み込み、愛情から安心感を与えながら、自己成長のための良いストレスを与えるのが、適切な対応だといえます。
ネットの発展は生活の利便性を高めましたが、ひととひとの触れ合いはなくなりました。
この部分も、ネットが存在しないときはひととのつながりが良好だったかというと、裏表や二面性は十分あったので、ネットの発展とひととのつながりが悪くなったとはいいがたいですよね。
脳科学の研究で人間の内部の機能がだいぶんわかってきました。
そこからストレスが脳に良くない因子を与え、子どもが社会環境から受けた自己疎外感を感じさせると、目に見える行動を取ることがわかったのです。
子どもがキレたり、弱いものをいじめる、家庭内暴力があるなどの行動は、中枢神経系の成熟過程と関連しているといわれます。
神経細胞のシナプスの数と神経細胞そのものの数は、幼児期をピークとして、その後は減少します。
この現象は、脳神経の働きを適切な機能にするために、過剰な神経細胞や不必要な神経突起を除去する現象です。
この過程を植木の「せんてい」になぞらえて、剪定(せんてい)と呼んでいます。
親が子どもに行動に手をつけられない問題は、ストレスにさらされることによって起こるようですね。
大人になっていく過程で幼児期の自我のような行動が剪定されるはずなのに、強いストレスで除去するのが疎外されている見方ができます。
子どもの強いストレスは、大人になる神経細胞の成長の機会を奪います。
よって、子どもには社会環境の支配から親が包み込んであげて守っていくのがとても大切なのです。
ストレスで不眠や便秘を習慣化する自律神経失調症
知らないうちにあなたのからだとこころに求めないのにやらないといけない状況を続けるとストレスになり、それがホルモンバランスを崩して、ストレスホルモンの放出で自覚症状のある自律神経失調になることがあります。
自律神経失調症は、自律神経という無意識に反応しひとが生きるために正常な状態を保つための神経系がコントロールできなくなる症状です。
自律神経はあなたが意識して調整しなくても、無意識に自律的に働き、体内をつねにベストの状態に保ち続ける神経です。
たとえば、暑いときに、汗をかいて体温の上昇を抑える、運動をしたときに心臓の心拍を早くして筋肉にたくさんの血液を送る、食事をして食べ物が体内に入ってきたときに胃腸を活発にする、などの生きるためにとても重要な役割を司っています。
自律神経のバランスが乱れると、いつもなら自然にコントロールしてくれていた機能ができなくなっているという不快感や強い症状が出たなら、こわいという感覚になります。
自律神経失調症はどんな症状があるのかを見ていきましょう。
自律神経失調症の主な症状とは?
身体的な症状
慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感
精神的な症状
イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる
本態性自律神経失調症
子供の頃からの、元々持っている体質に原因があります。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。
体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が見つかりません。日常生活のストレスもあまり関係しません。
このタイプの人は体質そのものに原因があります。体質を改善するために、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していくとよいでしよう。
神経症型自律神経失調症
心理的な影響が強いタイプです。自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。感情の移り変わりが体に症状として現れます。
心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因です。心と体の両面に症状があらわれます。自律神経失調症の中で、もっとも多いタイプです。几帳両で努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。
抑うつ型自律神経失調症
心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになります。やる気が起きない、気分がどんより沈んでいる、といった「うつ症状」が見られます。
肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。身体の症状の陰に精神的なうつも隠れているのですが、病院へ行つても、身体症状を改善するための対症療法しか受けられず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。
http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/201008/jiritsusinkei.html
ストレスホルモンの放出で下垂体がコントロールしなくなる
自律神経失調症の原因は知らないうちに繰り返されたストレスです。
生体にストレスがかかると、ストレスに関連して分泌が変化するストレスホルモンがあることが知られています。
ストレスホルモンとは?
アドレナリン(エピネフリン)
ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)
コルチゾール(糖質コルチコイド、コルチゾン、グルココルチコイド)
アドレナリンとノルアドレナリンは副腎髄質から、コルチゾールは副腎皮質から分泌されます。
ストレスによるこれらのホルモンの反応に良い例があります。
たとえば、健康なひとに多くの計算問題を早く正確にい解かせるような精神的な作業を実行させると、血中のアドレナリン濃度の上昇が見られます。
そして、それらの精神的作業が長時間に及ぶと、アドレナリンにプラスされてノルアドレナリンが上昇し、さらにそれらの作業を行ってる間に、他者の話がうるさいなどのこころを乱すような要因があると、コルチゾール濃度の上昇が見られるようになるのです。
アドレナリンー作業を行おうとする気分の高まりで分泌
ノルアドレナリンー作業にともなう疲労で分泌
コルチゾールー作業を妨害してイライラ感を引き起こす要因を関連して分泌
コルチゾールは抗ストレスホルモン
コルチゾールは作業を妨害されてイライラ感を起こす要因となるホルモンです。
他の機能は、体内でブドウ糖を産生する一方で炎症を抑える働きをもっています。
またコルチゾールは、脳に直接働きかけてうつ症状に陥るのを抑制する働きがあることがわかってきています。
コルチゾールの分泌が不十分な場合は、生体の抵抗力が落ち、少しのショックで死を招くことさえあるみたいです。
このようにコルチゾールは、抗ストレスホルモンと呼ばれます。
コルチゾールの役割
- 糖新生および蛋白質異化促進,
- リンパ組織萎縮
- 心筋収縮力増強
- 細動脈のアドレナリンに対する反応性の亢進
- ストレスに対する抵抗力増強
- 抗炎症作用 (膜安定化作用,血管収縮,血管透過性の抑制)
- 抗体産生抑制
- 抗アレルギー作用
コルチゾールは作業内で他の不快な刺激があるとコルチゾールが分泌されると聞くと、からだにもこころにも絶対良くないって思いますよね。
でも、コルチゾールの作用を見ると、決してそうでもなく糖新生はブドウ糖以外でエネルギーを生む代謝システムなんです。ブドウ糖だけにエネルギーの供給源を頼ると血糖値が下がり、糖質を摂取する欲求が出て、肥満の原因になるのが防げそうです。
血糖値を補うためにブドウ糖を摂取する行為は中毒性がありますので、脳の学習力を低下させます。
糖尿病や肥満の原因になるような努力の仕方を取ると、人生のロスが大きいので、コルチゾールを高まる刺激についてこれから考えたいと思っています。
肥満細胞は、リンパ球のT細胞が慢性炎症の要因となり、がんなどの免疫系の病気にリスクがあります。
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ホルモンの作用とメカニズム
ホルモンってこれまで書いてきましたけど、ほんとうの機能ってあまり知りませんよね?
すこしだけ説明させていただきます。
生体内外の種々の情報に応じて、内分泌腺と呼ばれる組織の細胞のよって産生され、分泌される物質をホルモンといいます。
ホルモンは女性が生きるために欠かせない構造なんです。
ホルモンは、分泌されると血流に乗って体中を巡り、それが働きかけるべき組織、つまり標的組織まで運ばれ、そこで標的となる細胞の活性を調整します。
ポイント
ホルモンという名称は、20世紀の初めに、ベイリスとスターリングのよって作られた。
彼らは、十二指腸のS字細胞と呼ばれる細胞で産生・分泌される消化管ホルモンであるセクレチンを発見し、循環系をもった生物がその恒常性を維持するために作り出す物質の総称としてホルモンという名称を提唱した。
ホルモンの語源は、ギリシア語で「刺激する」なんです。
ホルモンを知らないと女性が生きる価値がわからなくなっているとまで言えると思います。
ホルモンを知ったら、自分のからだをコントロールできて、生きることの延長にある目標を達成するために自己調整ができるようになりますよ。
あなたが体内で機能するホルモンは、ひとだけでなくすべての脊柱動物ではほぼ共通なホルモンがあって、機能していることがわかっています。
つまり、あなたが生きる自然界という環境で生きる生物はみんな共通している構造なので、他の生物は言葉をもってませんが、内面的な反応だけで通じ合えるといえますね。
ホルモンを知ったら、自然界の価値まで見えてきて、生きるのが面白くなりますよね。
あなたの体内にある主要なホルモンは5種類あります。
その5種類とは、ステロイド、ペプチド、ポリペプチド、アミノ酸、アミンです。
ペプチドホルモンやアミンホルモンは、内分泌腺の細胞中に分泌顆粒として貯蔵され、必要に応じて分泌されます。
ステロイドホルモンは、貯蔵されずに分泌されます。
ホルモンは血液内で運ばれますが、とても小さな分子になって、高速で標的細胞まで運ばれるのです。
その大きさは、分子量の小さなものでナノモル/リットルからマイクロモル/リットル程度、高分子量のもの(タンパク質)でピコモル/リットルからナノモル/リットル程度とされています。
ステロイドホルモンは、血中で特定のタンパク質と結合して、標的となる組織の細胞まで運ばれます。
ステロイド
副腎皮質
性腺(生殖腺)
グルココルチコイド、ミネラネコルチコイド
アンドロゲン、エストロゲン、ゲスターゲン
ペプチド
視床下部
消化管
膵臓(すいぞう)
脂肪細胞
甲状腺
副甲状腺
心臓
下垂体ホルモン放出ホルモン(因子)、下垂体ホルモン放出抑制ホルモン(因子)オキシトシン、バソプレッシン
セクレチン、ガストリン、コレシストキニン
インスリン、グルカゴン
レプチン
カルトシトシン
副甲状腺ホルモン
心房性ナトリウム利尿ホルモン
ポリペプチド
脳下垂体
副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、成長ホルモン、プロラクチン
アミノ酸
甲状腺
チロキシン、トリヨードチロチン
アミン(カテコールアミン)
副腎髄質
アドレナリン、ノルアドレナリン
ホルモンは血液内を通り、標的細胞まで運ばれると、その細胞に存在するホルモン受容体に結合します。
そして、結合を介して細胞内に情報を伝達し、細胞内の種々の化学反応を引き起こして、細胞に変化を起こします。
ペプチドホルモンとアミンホルモンは、そのほとんどが標的細胞の細胞膜に存在する受容体に結合して、受容体の構造を変化させ、その結果としてセカンドメッセンジャーが産生されます。
繰り返されたストレスで分泌されたホルモンはセカンドメッセンジャーを作り、これがからだの中で好き放題悪さをして、あなたの要求に関係なく暴走するように新しい細胞を生んでいくのです。
ストレスで作られたセカンドメッセンジャーの産生が病気を作る
受容体の構造を変化させ産生されたセカンドメッセンジャーは、細胞内に放出され、細胞内の代謝や遺伝子発現を調節します。
ステロイドホルモンは、細胞内に入り込み、核内まで運ばれて、核内受容体に結合します。
この細胞核にホルモンが結合すると、受容体は活性型となり、特定のタンパク質をコードしている遺伝子DNAの特定部位に結合して、遺伝子発現を調節します。
セカンドメッセンジャーとは?
セカンドメッセンジャーは、cAMPを発見したサザーランドがこの呼び方を提唱。
セカンドメッセンジャーは、ホルモンや神経伝達物質などが、細胞膜に存在する受容体に結合して、種々の情報を細胞に伝達する際に、細胞内で産生されて、それらの情報を細胞内に伝えるために働く分子。
サザーランドと共同開発者が見つけ出した現象
ポリペプチドホルモンの一種であるグルカゴンが、その標的細胞である肝臓細胞に働きかけてその表面の受容体に結合すると、細胞膜に存在するアデニル酸シクラーゼと呼ばれる酵素が活性化され、cAMPが作られる。
産生されたcAMPが、cAMP依存性プロテインキナーゼ(PKA)を活性化して、続いて起こるいくつかの酵素反応を次々と活性化。そして最終的に、グリコーゲン分解に働くホスホリラーゼ(脱りん酸化酵素)を活性化して、その結果としてグリコーゲン分解が行なわれる。その後、ペプチドホルモンの多くのものがcAMPを介して情報伝達を行うことがわかり、cAMPのセカンドメッセンジャーとしての働きが確立された。
このようにストレスでホルモン濃度が極端に変わるとセカンドメッセンジャーが出され、特定の受容体を刺激します。
セカンドメッセンジャーは次々と受容体に痕跡を残し、ストレスで起こる体内の反応であなたの体質を作ります。
良いストレスでは、良い受容体ができ、それによっていつまでも行動するプログラムとなります。
でも、悪いストレスでは、努力するとすぐに疲れやすくなる体内状態や行動を長く続けることができず学習が継続しにくいなどの自己成長しにくくなる受容体を作ります。
あなたの体質や性質=セカンドメッセンジャーが受容体と結びついてできた
つまり、ストレスのかけ方で人生が大きく変わってしまうのです。
ストレスってこわいものですよね。人生をポジティブにもネガティブにもなってしまうのです。
セカンドメッセンジャーが受容体に反応させると、ホルモンと受容体がとても早いスピードで結合されるので、パターン化されます。
あなたも他者を見て「あのひとって性格がきつい」「あのひとはいつでも優しい」などの表現は、他者の脳内で作れたパターンです。セカンドメッセンジャーと受容体ですね。
多くのケースで、このパターンは悪いストレスで作った反応なので、努力の妨げになります。
よって、自己成長できず、人生の幸福度を下げていく要因になるので、良いストレスをかける生き方に変えたいですよね。
更年期障害の症状の大きさは過去のストレス記憶
女性が40歳を超える時期を迎えると、原因不明のうつ症状、からだのだるさ、不眠症などが出てきます。
この症状は、女性が年齢とともに卵巣の機能が低下して、女性ホルモンであるエストロゲンが減少する更年期障害といわれます。
卵巣の機能低下から出る症状は、更年期障害ですが、ストレスが引き金となり、脊髄と脳が慢性炎症ちなり、日常生活が困難になったり、自己免疫がコントロールできなくなる症状もあります。ここは適切なメンタルチェックが必要です。それぞれの症状で、改善方法が違っていますからね。
慢性疲労症候群や自己免疫疾患について書いた記事は、女性が慢性疲労が続くと日常生活も困難になる自己免疫疾患のリスクです。またあなたが抱えているからだの状態を見直すために見ておいてくださいね。
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女性が慢性疲労が続くと日常生活も困難になる自己免疫疾患のリスク
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更年期障害は病院に行ってもそこまで特定できる検査はありません。
婦人科に行くと、簡単に更年期障害だといわれ、女性ホルモンの分泌を促進する薬をもらいます。
ただ、多少の改善が見られますが、そもそも更年期障害となる卵巣機能の低下は、あなたが生きてきた中で受けたストレスが原因です。
ストレスを受けてきた出来事は脳に記憶されていますので、消すことができませんが、その記憶を思い出される強度を抑制できます。
ストレスによってセカンドメッセンジャーが卵巣の細胞膜に存在する受容体に結合しているから弱くなるのです。
これがあなたが生きてきた過去にストレスに感じた出来事がホルモンの反応を起こし卵巣を弱くしてます。
更年期障害の症状について次の章で書きますが、あなたがもしそんな症状が出てるなら、過去のストレスに支配されているので、見直すようにしてくださいね。
代表的な更年期障害の症状とは?
代表的な更年期障害の症状についてです。
メンタル系の症状
頭痛、めまい、耳鳴り、もの忘れ、憂うつ、判断力・集中力低下、不眠、不安感
循環系の症状
のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸、息切れ
皮膚系の症状
皮膚や粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス
消化器系の症状
食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感
運動器系の症状
肩コリ、腰痛、背部痛、関節痛
泌尿器・生殖器系の症状
月経異常、頻尿、残尿感、尿失禁、性器下垂感、外陰掻痒症
これらの症状は、更年期障害で悩む女性に話を聞いてみると、どれがとてもひどいというよりも、それなりにすべてはてはまるという方が多いですね。
体調が全体的に良くない日が多かったり、自分のからだが重いとか、精神的に落ち込むという不快感があるみたいです。こうした特定できない体調がすぐれない症状を、不定愁訴(ふていしゅうそ)といいます。
更年期障害の症状=特定できないシンドさ、不快感、調子の悪さ=不定愁訴
更年期障害はストレスで分泌が不足する女性ホルモンによる
更年期障害は前述しましたように、過去のストレスが卵巣に反応して出てくる機能低下です。
これは大人になってからのストレスではなく、小さな頃に受けたストレスの反応なのです。
あなた自身も記憶に残ってないような出来事にからだがたまたまストレスを感じると、卵巣の受容体がストレスホルモンを受けると、機能を抑制する方向となるのが、更年期障害なのです。
ストレスホルモンは、卵巣から放出される女性ホルモンを低下させます。
40代を女性が越えると、卵巣の機能が落ちてきますので、それまでにストレスの影響を受けてると、卵巣の受容体が反応して、細胞を弱めていきます。
40代を越えると卵巣が構造的に弱くなるのは防げませんが、機能を高めていくのはできるのです。
そのために、自分の過去のストレスが反応するという知識を理解してみてください。
ストレスは自覚がないこともありますから、すべて気づけませんが、更年期障害はストレスの反応を抑えると改善します。
そのために、ストレスホルモンを抑制する違う神経伝達物質を放出させるのです。
やってほしいのは、好きなことややりたいと思ってる何かを、世界の人々が幸せになるために、形にしてみましょう。
あなたの年齢がいくつであっても、関係ありません。
おそらくこれまでの人生で、自分で未来のビジョンを見つけた経験はないと思うので、ビジョン探しをします。
そのビジョンを果たすためにどんな活動をするのかを言葉にする理念化のやってみるのです。
好きなことを仕事にしたい欲求があるあなたには、わたしの過去の記事のセルフブランディングできる女性になろう|自己修正力をつけ人を惹きつける。や人生は二度なし!好きなことの見つけ方 幸せと喜びの脳とホルモンの表現で知っていく実践。に詳しく書いてますので、ぜひ読んでおいてくださいね。
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セルフブランディングできる女性になろう|自己修正力をつけ人を惹きつける。
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まとめ;女性のストレスは環境を変えられない因子からきている
今回の記事は、ストレスの体内の分子レベルの話をしました。
女性が生きることに充実感や幸福感を感じられなくなる体調が良くないと感じる自律神経失調症や更年期障害はストレスからきます。
分子レベルで説明できるぐらいストレスについて研究が進んでいます。
ストレスは、自律神経系の源の視床下部ー下垂体のシステムで産生され放出されたホルモンが、各内分泌腺に伝達し、ストレスホルモンを分泌します。
このストレスホルモンは、アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールといいます。
これらのホルモンは、時には自分を高めるために活かされるのですが、頻繁に反応すると、体内がストレスホルモンによって、全身の細胞の表面にある受容体が反応し、結合します。
この反応が、自律神経失調症や更年期障害の原因です。
そして、ストレスを軽くするためには、これまでやりたいと感じていたのにやれていない何かを探し出し、それをすぐに実現するようにしましょう。
女性は社会的に仕事をしながら結婚し家庭に入るという流れを支配されているので、それが根本的なストレスになるのです。
あなたが好きなことややりたいことを世界に発信して、それによってお金をもらう価値になれば、生活面も豊かになり、世界の経済もまわりはじめます。そうすると、過去の記憶で受容体が反応していたストレスホルモンも抑制でき、快適なからだになっていけます。
あなたは今も未来もこのままでは幸せになれません!
あなたに価値を与えて、幸せを追求し生きることの使命を高めます。
20年間のキャリアがあるパーソナルトレーナーとして、女性のお客さまを2万人以上見てきたtakが女性の感性と感情を脳科学にあてはめて見えてきた考え方を教えます。
今の仕事が面白くないと感じる女性
これから先の自分が見えない女性
欲しいものがあるのにお金がないから手に入れられてない女性
好きな仕事がしたいと思ってるけど何からしていいのかわからない女性
男性を好きになれず、結婚することに興味がない女性
面白いことがなくて生きてることがストレスになる
こんな女性に
親、学校、会社、友人から教えてもらった生き方ではあなたは絶対に幸せになれない。
女性に合った自己啓発やスピリチュアルな話は、本屋やネットに行けば、探し出せるけど、何かが違う・・
理解できるんだけど、生き方が変わらないから、現実も変わらない。
そんなうまくいかない経験がますますあなたらしさを失わせた生き方になっていく。
努力、我慢、継続、反省、計画、目標・・
これらは、社会というフィールドだけ通用する偏った女性を壊すルール。
あなたが生き方が変わらないのは、
あなた個人に合った脳のプログラムを使っていないから。
あなたの脳にはあなたなりの生き方のモデルが生まれたときからある!
そこに近づけるためのアプローチがメンタルトレーナーtakの個人セッションです。
takのセッションでお届けする考え方は、
どんなスクールに行っても聞けない話。
女性のための脳科学、幸せの概念、お金と仕事の関係性、
これさえわかっておけば、あなたにとって
幸せになれ、人に喜ばれて価値あるお金が入り、知的欲求が高まり
あなたに与えられた有限な時間がストレスなく循環。
takメソッドを得ると、あなたがやっている今の実践での効果が右肩上がりに。
あなたの脳を書き換え、あなたから見える世界の見方のモデルチェンジで幸せに気づく脳科学とからだとこころをリンクさせる新メンタルメソッド
このメソッドは、脳科学に基づき、脳の学習経路を刺激して、自然反応であなたを変えることができます。
女性を幸せにするための脳科学メソッドの内容
- 世の中を作る物理的世界
- 過去の自分の知り方
- 時間空間の法則(未来→現実→過去)
- 顕在意識と潜在意識
- 苦痛系と快楽系のホルモンについて
- 好きなことを仕事にする考え方
あなたはこれらを脳で書き換えないと、何をやっても幸せになれません。
あなたの脳で無理やりつながれた使えない知識を書き換えます。
すると、何もしなくてもからだから行動が変わっていく脳のシステムにしていきます。
この記事のライターのtakが行なうコアパーソナルトレーニング。
からだを美しくするために、脳を初期化するために、まずからだを調整し、大地と共有させておくことです。それを主にしたパーソナルトレーニングが次の記事で書いてありますので、ぜひご覧くださいね。
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