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女性に知って欲しい哲学者リスト|人間関係がうまくいく本質を知っていく

哲学者の言葉で人間関係がうまくいく

哲学者の言葉で人間関係がうまくいく

会社での人間関係に疲れを感じ、逃げ出したくなっています。もっと人間関係がうまくいくなら仕事が楽になるのかなと思ってますけど、どうしても人間関係を築くのが苦手です。人間関係が楽になる良い方法はありますか?教えてください。

このようなお悩みをこの記事では解説します。

私は大阪を中心に女性限定で自宅出張スタイルでパーソナルトレーニングを21年実施しますトレーナーのtakです。
専門分野は、女性のホルモンバランスや糖尿病、自己免疫不全などの内分泌系の弱さを抱えている女性のセッションを多く経験してきました。

人間関係を築くのは本当にエネルギーが消耗されますよね。
すべての人が自分に合う性格や価値観ではないですから、バラバラの気質をもっている人間同士が同じ組織で仕事をするのは本当に大変なことです。

この記事では、人間関係をがうまくいくために女性に知って欲しい事を見ていきます。

人間関係がうまくいくには、哲学の実践です。

哲学というと、生真面目で、論理的で、分厚い本に書かれている難解なものと思ってるでしょうけど、この記事では簡単にわかるように、人間関係がうまくいくために知ってもらいたい哲学者リストを書いておきます。

ぜひお気軽にこの記事で紹介する哲学者リストを最後まで読んでみてください。

哲学を実践すると、人間関係にぶつかっても、ストレスになっても、慌てずに、落ち着いて自分と向き合えます。

この記事を読んでわかること

  • 哲学を実践すると、人間関係がうまくいく精神性が高まる
  • 人間関係がうまくいくために哲学を知っておく
  • 哲学を実践すると人生を原点に戻せる

哲学者の言葉で女性の人間関係がうまくいくエネルギーを蓄えよう

哲学者の言葉で人間関係がうまくいくエネルギーに

哲学者の言葉で人間関係がうまくいくエネルギーに


これからあなたに紹介する哲学者に接すると、本質を追求し、それぞれの哲学者なりに人生の答えを出してる言葉があなたの人生の大きなヒントとなるのです。

どうして哲学者を伝えたいのかは、人生の困難な問題にぶつかったときに、大きな視野で世界を見ることができ、問題が問題でなくなり、自然の流れでエネルギーを使わずに解決していけるからです。

原点に戻す人生で心をリセットしあなた流の幸せスタイルに変えるの記事でも書いてますが、原点に戻す人生で、心がリセットされ、あなた流の世界観に変えることができます。

この原点に戻すには、哲学を実践するのがもっとも手軽な思考なのです。

この記事で紹介する哲学者は、すべて本質を説いていて、人間が何かを考えて分かってくる答えではなく、そこだと見える範囲が狭くなってしまいます。人間が思考する以前の人間が無意識に感じることに向き合って哲学を実践する哲学者をリスト化しています。

その実践の結果、世界のすべてを見ていけるようになり、世界がわかってくるから、その中に存在するすべての問題は自然に解決しますから、人間関係もうまくいき、仕事のスキルも向上、あなた自身も自己成長し新しい自分自身に出会えるのです。

言葉を通じて哲学者に出会い、世界が大きく、潜在力が高くなり、人間関係がうまくいく

哲学者に接するには、哲学者が生んだ言葉を通じて感じることからで、その言葉には人生の答えが表現されているのではなく、世界を大きく捉えることができ、潜在力が高くなり、そこから人間関係をうまく築くことができます。

哲学者に接する機会がほとんどない人は、世界を大きく見ていく想像性が成長できなくなるので、いつも何かを失ってしまうのではないかと不安な精神状態になります。

女性がハマる自己啓発セミナーでお金が簡単に増えると幻想を持つ現実という記事で書きましたが、女性は自分の未来にいつも不安感を抱えていて、その心の揺れを落ち着かせるために、多額のお金を払って自己啓発セミナーを受講しているケースが多くあります。

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哲学者に接すると、自分自身を強く保つことができ、弱い自分自身を励ますように自分を信じる必要がなくなり、エネルギーが蓄積できるようになります。

人間関係はこれまでに書いてきましたが、あなたとはまったく違う環境で育ち、同じ義務教育を受けてきても、世界を見る目が個別化されているので、あなたとはまったく違った人間です。

そのようなそれぞれの価値観がある人が同じ会社などの組織に集まって同じ目標に向かっていくのですから、エネルギーが消耗するのは必然的に起こってきます。

哲学者に接すると、世界を大きく見ることができるので、エネルギーの消耗が少なくなり、人間関係を築く時点で、エネルギーに余裕があるため、楽になれるのです。

哲学者に接するとわかってくるのですが、哲学者の言葉に触れ、哲学を実践すると、エネルギーが内面に蓄えられるのが本当に感じていけます。

哲学をすれば、自分を信じなくてすむ

これから話をするのは、偉大な哲学者の考え方についてです。
哲学者というのは、自分の視野で、自分の脳で、自ら世界と対峙した人で、世界とはこういうもの(存在)と言語化できた人です。

あなたに伝えたいのは、哲学者の考え方を伝えますが、その言葉をそのまま活かすことはできないという本質です。

脳の使い方を過去の偉大な哲学者を通じて知ってもらいます。
その結果、自分を信じる必要がまったくなくなります。

あなたは正しさを追求する社会システムの中で生きてきたので、必然的に正しい答えを求めています。
正しい答えを導きだす哲学の形式は誰にも教えられてきてないので、答えに出会うはずはありません。

だから、自己啓発セミナーに行って、「あなたは正しいんだよ。自分を信じなさいね」とさとされて、心の不安感をコントロールしてきたのです。

プロタゴラス

古典的な哲学の流れは、プロタゴラスという哲学者の起源です。

古代ギリシアで書物が作られる時代は哲学者は生み出した言葉が紙面で伝わっていますが、プロタゴラスは何も言葉が残っていない時代です。

古代ギリシアに誕生したプラトンという哲学者は、「プロタゴラスーソフィストたち」という著作で、プラトンより過去の哲学を批判しているので、プロタゴラスの正確な人物像はあまりわかっていません。

でも、世界ではじめての哲学者という位置づけでプロタゴラスを知っておくのはとても哲学の実践をわかりやすくします。
その理由は、人間は過去の産物に影響されやすい構造をもってますので、歴代の哲学者は過去の哲学を否定するところからスタートしています。

偉大なプラトンでさえ、プロタゴラスを批判しているぐらいですからね。
世界で最初の哲学者の哲学的概念を知っておくのは、脳の初期設定を知れることになります。

プロタゴラスの哲学で生まれた考え方は、「人間は万物の尺度である」という見方で世界という大地の上に立たせました。

つまり、世界は「あなたが尺度を作って見ているんだよ」という解釈ですね。
あなたとわたしは同じ世界に生きているのに、世界を見る解釈はぜんぜん違っています。
同じ世界なんですけど、人生はそれぞれなのは、世界の見方を自由な解釈に任せたからです。

わたしの知的欲求は、世界をみんな同じ見方をした方が真実に近いものになるのでは?と思っています。

この記事で発信する意味は、世界はたった一つなんだというところから人生はスタートした方がいいと、哲学をして気づいたからです。

女性が人生で絶望し落ち込んだ時にやってほしい限られた真実が見える哲学という記事では、哲学で人間がもっている絶望を見るという内容の記事を書きました。この記事で世界はたった一つなんだという哲学をわかりやすく書いてますので、また参考にしてくださいね。

女性が人生で絶望し落ち込んだ時にやってほしい限られた真実が見える哲学
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プロタゴラスの「人間は万物の尺度である」の言葉が意味するのは、世界に絶対的な真理というものは存在せず、真理はそれぞれの人間が思い描く主観的なものに過ぎないということです。
この考え方を人間中心主義(相対主義)といいます。

大学で研究されている哲学はプロタゴラスをあまり真剣に扱っていないようです。
やはり、哲学はソクラテス以後というカテゴリーがメジャーな哲学になったので、プロタゴラスについてはわからずじまいです。

でも起源である哲学者の言葉は、今でも哲学の研究のテーマです。
哲学はまだ世界の真実で答えが出せてないんですね。
哲学は、真理を追い求めるために、あらゆる理解を疑うという立場によって成立します。

プロタゴラスがいう真理は人によって違うというのが真実なら、この世に絶対的な真理がないとすれば、哲学はこの世で存在しなくなるでしょう。

プロタゴラスの言葉はこれからも哲学のベースとなるだろうし、人が現実世界で生きる苦しみや心の障壁を乗り越えるには、プロタゴラスの真理を導入し、未来空間に人の脳を分離されないといけないのでは?とわたしは考えています。

現実世界では、ほとんどの人が成功や幸せを求めて、他者と競争し、ストレス抱え、病気のリスクを自ら背負ってますからね。それで3%ぐらいの確率でしか成功や幸せが得られないなんて、これは真理ではないことは十分にわかっているんですけどね。

プロタゴラスが古代ギリシア初期は、背景の異なるさまざま人種がひしめき合う、ダイバーシティのような社会でした。
そのような社会では、価値観の相違で人びとはぶつかり合います。
となると、人は「どの考え方が正しいのか」という争いが絶えなかったはずなんですね。

プロタゴラスは、そんな争う人びとに説いた哲学が「絶対的な真理はないのだから、みんなそれぞれに正しいよ」と言ったのです。

現在の社会もプロタゴラスの時代とよく似てますよね。
若者は同じ会社で長く働かないという価値観と中高年者の若者はやる気がないという価値観が経済性を落としています。

若者は中高年者の意見にまったく左右されてませんが、中高年者は雇用する立場にいるので、経営者なら雇用維持の大問題にさしかかった現状で、プロタゴラスがいう「人間は万物の尺度である」という見方を持つのがいいのではと思えます。

ソクラテス

ソクラテスを知ると、哲学の根本である客観的に自分を見つめ、自分というのは内面の知性を求める知について理解がしやすいです。

ソクラテスの哲学は、絶対的な真理があるけど、みんな見えていない、真理が見えるには、知性を磨くことで、これがあなたの現状の生き方にも適応できるからです。

ソクラテスの哲学

  • 知を求めるところに価値がある。
  • 知を磨くと自分の無知に気づけるので、知を欲求が自然に高まる。

ソクラテスは、プロタゴラスと違って、絶対的な真理はあるが、誰もそれを知らないという立場を取りました。
そして、絶対的な真理へいたる、知を求める態度を大切にという考え方です。
ソクラテスが哲学の本質を説いたととらえるようになったので、哲学史はソクラテスから哲学がはじまったと考えられています。

ソクラテスが重要なことだと説いたのは、「善く生きる」と考え、そのために必要なのは、「知を愛すること」だと述べています。

ポイント

哲学という言葉は、「愛(フィロス」と「知(ソフィア)」を合わせて「哲学(フィロソフィア)」。
哲学のはじまりは、ソクラテスからはじまったとされている。

ソクラテスは、哲学の目的をちゃんと表現しています。
哲学の目的は、「善い人間になって、善い生き方をしよう」としており、客観的で一般化できる「知を愛すること」こそ、その手段であるとしたのです。
哲学の難しいイメージをソクラテスはとても分かりやすい哲学の方法を説いています。

そして、ソクラテスは、知を愛するには、自分が何も知らないという部分を気づくことだと考えました。
哲学は、これまでの既成概念を疑い、壊して、新しい表現にすることをスタートさせたわけです。

プロタゴラスは「すべての人が正しい」という哲学にしたのを、ソクラテスは「みんな間違っている」と逆転させる方法を取っています。今日まで伝わってる哲学を忠実に実践しています。

ソクラテスの哲学=無知の知

哲学はソクラテスが絶対的な真理があるけど、みんな無知を知らないから善い生き方ができないんだと言っています。
無知を説いたとしても、その後に、生き方の定め方を作っていくにはフレームまで提示しなかったため、哲学は迷走します。

絶対的な真理をソクラテスは説かなかったため、次にくる古代ローマ時代からは精神世界の創造主である神という存在もできてしまい、自分を信じる目的で神の存在を受けいれるというような自己啓発が発展した事実は隠せません。

デカルト

哲学者リストで絶対外せないのが、哲学者のデカルトです。

ソクラテスの哲学を長く継承し、宗教性が全盛で神の存在を説く方向に哲学は寄ってしまった状態に大きな疑問をもって、新しい哲学を発信したからです。

デカルトは、数学者で、近代哲学の父というニックネームがつけられ、哲学をどれだけしても決して疑えない事実として「我思う、ゆえに我あり」という言葉はあなたも少しは聞いたことがあるかもしれませんね。

ソクラテスの哲学は、無知の知という本質を説いたにも関わらず、プロタゴラスの絶対的な真理を否定してしまったがために、哲学が一般化されなくりました。その流れから、宗教性に発展し、絶対的な真理は神という絶対者を作ることになってしまったのです。

ここがなぜ悪なのかというと、絶対者を作ることで、第二次世界大戦という世界の悲劇に発展したと言えます。
イタリアはムッソリーニ、ドイツはヒトラー、日本は天皇という絶対者が戦争する方向に導きました。

このデカルトは、当時の神が絶対者とする時代背景に、「神が創造したから、私が存在する」という自己啓発的な空気に対する、大きな批判になっています。

デカルトの本質的な哲学は、時代に大きな変化を与えました。
すべてを「神」が創造したという世界を離れ、哲学における「方法的懐疑」という概念を打ち立てました。

デカルトの方法的懐疑とは?

  1. はっきりとした証拠がある事実のみを扱うこと。
  2. ものごとを小さく分けて考えること。
  3. 知識は単純で疑えない事実からはじめて複雑なものに発展させること。
  4. 抜け落ちていないか常に見直すこと。

デカルトが方法的懐疑を世に発表するまでは、精神性が先にあって人はその中にいる存在とした思考をストップさせるものの見方だったのです。

それではいけないという気づきから、デカルトは理性で物事を解釈す方法を説いた「方法序説」を書きました。
「方法序説」では、「理性を正しく使い、真理を探究する学問の方法」でした。

デカルトをベースにした現代に応用している考え方は、

  • ロジカルシンキング
  • マーケティング
  • ビジョンと理念
  • 未来空間の予知

です。

曖昧なもので終わらせると、自己啓発と同じ精神世界で自己がなくなって、個人の生き方がまったく発揮されませんので、適切な理性を使って、絶対的な真理の存在を見つけることです。

デカルトの哲学で、哲学と科学を分けて考える必要性は少なくなっていきます。
今の時代の流れは、理性を使った科学性や、理性から見た未来空間で、自分のやるべき事業を決定するという見方です。

覚えていて欲しいのは、時代の流れはデカルトの哲学が作った理性を適切な運動を起こし、科学的に物事を見て、計画するという方法をあなたも実践するのがオススメです。

いつか夢が叶うとか、自分は悪くないから自分を信じようなどという曖昧な精神論は脳で無意識的に思考しているはずなので、徹底的のやらないようにしましょう。
時代に合わないものは、あなたの幸せやお金を失うことになりますからね。

ヒューム

あなたにオススメの哲学者リストで、次に外せないのがヒュームです。

ヒュームは、プロタゴラスとデカルトを否定を複合して発展した哲学方法で、現代から未来にかけて十分通用する哲学です。

ヒュームが否定したのは、デカルトの哲学の「我思う、ゆえに我あり」みたいな因果関係は一部の幻想に過ぎないというものです。

ヒュームは、人間が知るすべての因果関係を疑います。
それらは、たまたまそうなっているだけで、限られた経験の中で、正しそうに見えるにすぎないという立場です。

ヒュームは、理性の使い方をデカルトから発展させ、瞬間に自分が感じている感覚のみが真実だといっています。
自分の感覚がすべてといい、この感覚を理性でとらえるとより真実性に近づくというのです。

デカルトがソクラテスを否定し、神ができ、第二次世界大戦まで発展する哲学の流れと、ヒュームを中心としたプロタゴラスに流れがスタートします。
ヒュームは、デカルトの「大陸合理主義」に対して「イギリス経験論」といいます。

神は絶対者だから信じるべき。
ソクラテスは無知の知と言ったから人間は自分の無知に気づくのが大事。
お金は人生を豊かにするから絶対に重要だ。

こうした一見もっともな理論だと思うものをヒュームは「ほんとうにそうなのか?」と疑ったのですね。
因果関係をやめると、思考の幅はかなり広くなります。
因果関係をもった理論は、他者を説得できる文章構成ですが、これがすべてだと思うと、逆に人びとはその論理を疑うでしょう。

ヒュームは、ソクラテスやデカルトが哲学の方向性を作った流れを本質に戻したといえます。
わかっているようでわかっていないのを、単純な因果関係で一つの答えにすることは、違いますよね。

デカルトは「我思う、ゆえに我あり」は、意識は人間の内面にあるから、それが人間の存在だといいましたが、意識が脳の中での作用はまでわかってませんので、因果関係で答えを出すには、虚偽に事実を作っていくリスクがあります。

神がいると長年考えられてきたのは、デカルトの因果関係と同じ構成です。
ひとは不安になると、自己啓発のような単純な因果関係を求めたくなります。
だから、それが何度も欲しくなってしまった自己啓発からも抜け出せなくなるのです。
神の存在を因果関係で答えにした宗教性も同じ構成なのです。

もしあなたが生きているのが不安という感覚が取れないのなら、オキシトシンが欠乏しています。
オキシトシン分泌を増やせば、不安が軽減され、生きることが楽になります。この内容を書いた記事が女性の心の不安の原因は長引くストレス|不安障害をオキシトシンで楽にしようですので、また見ておいてくださいね。

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ヒュームはイギリス経験論

今この瞬間に感じていることを真実する「イギリス経験論」は、言葉による真理の追究をあきらめている東洋思想に近い発想です。

サルトル

哲学をして、そう簡単に真理が見えないよとありのまま表現したのが、サルトルという哲学者です。
サルトルは、唯一の表現をした哲学者ですので、リストに入れておく価値ありです。

サルトルは、自分の人生の体験をそのまま哲学にした新しい形式で、真理になんか達成できないという絶望を表現しました。

真理は、自分の力では悟れないといいました。
ちなみにサルトルは、東洋思想の親鸞(しんらん)と同じ思考で表現しています。

絶望=自分の内面=絶望は人間の本質

哲学と因果関係で出る答えの矛盾に苦しむ哲学者が増えてきたのが、このサルトルが生まれた時期です。

真理はそれぞれにあるとしたプロタゴラスや、デカルトは理性で因果関係を説き、それが自分自身だ、という哲学もあれば、いったいどれを実践すればいいんだと深く悩み、真理は自力では悟れないとした表現もあたっていますよね。

神も信じたくないし、知性も追究したくない、自由でいるのはダメなの?と説いたのがサルトルです。
あなたにもこの気持ちってあると思います。哲学はこうだと言ってるけど、何もしないっていう考え方があってもいいのでは?という見方です。

すべての人が目的を持って生きてなんかないよと言われると、それもそうだねと思います。
絶対的な真理が必要でなくなりますので、因果関係で心を説く自己啓発は否定されることになります。

サルトルは感性を使って独自の哲学を確立します。
何も目的をもたないとした自由を説きましたが、自由も決して楽でないと実感し、サルトルは「自由の刑」と表現しました。

人は、あと少しで哲学によって本質がつかめる段階まできています。

  • 絶対的な真理
  • 理性による因果関係の答え
  • 目的をもたずに自由に生きる

この三つで人の思考は分けることができるのは、過去の哲学史の流れが人の脳に結合しているからです。

世の中にある考え方は、これらの三つに関係しています。
哲学は時代の変化の途中で、精神世界を通っているので、答えが出ないという着地点があるのですが、やはり絶対的な真理は、あなたの中にあると考えられます。

哲学と科学は同じ領域として扱えますので、物理空間として見れば、自然界と人間との関係で、生きることの生命システムの運動をとらえると、絶対的な真理はそのへんにあるのではと思っています。

カント

最後にご紹介する哲学者リストに入るのが、カントです。

カントはサルトルが言った「自由の刑」を否定しています。
サルトルよりカントは先に誕生した哲学者です。

カントは、そもそも人間は生物なのですから、脳を用いて考えるという物質的な制約がある限り、自由ではないと考えました。

理性を使って物事を見ていくと、どんなことでも考えていけ、罪に問われることでさえ、罰を覚悟すれば実行できるのが可能です。
よって理性だと論理性を組み合わせると、けっこう広い範囲まで広げられます。

でも、欲求から理性を見ると、理性はそれほど考えていく幅はそれほど広くないと思えます。

カントは、理性を中心に哲学をしても、脳には欲求というトーンの高い運動があるのですから、人は欲求を満たすために生きているので、真理を悟るには不可能だとしました。

カントは、著作である「純粋理性批判」においてデカルトの「大陸合理主義」と「イギリス経験論」の限界を超えようとしています。
この結論は、人間は、生物の種としての限界を共有しているのだから、共通する認識を人間の真理として扱えるとしました。

絶対的な真理は、理性による思考にあるのではなく、生物内の構造に共通する認識から、客観的に見れる要素にあるのです。
先に理性から入るのではなく、自然界に存在する生物として生きる人間は何を求めてるのかを追究するところにあるのが真理です。

時代背景が、ここまで許してくれています。

絶対的な真理があります。
脳を独立させて考えてきた哲学は、理性と欲求に区別しましたが、理性にも欲求は関連してますから、知的欲求という表現で人間を追究すれば、あなただけの真理が見えてくるでしょう。

まとめ;人生をやり直すには、主要な哲学者の概念をもとめてみると真理が見つかります

あなたの悩みは、現実世界で辛い出来事がたくさんあって、人生を一からやり直したい、でしたね。

この記事で書いている哲学者リストを見ないで人生を一からやり直しても、同じ人生になっていきます。
その理由は、あなたが自分という構造をとらえる見方を修正しないと、思考と行動がそのままだから、結果も同じになるんです。

哲学者リストは、

  • プロタゴラス=絶対的な真理はひとそれぞれ
  • ソクラテス=無知の知に気づき、知を追究する
  • デカルト=理性を使って因果関係で答えを出す
  • ヒューム=プロタゴラスに回帰、瞬間的な感覚が真理
  • サルトル=目的を持たない自由な生き方。自由の刑=絶望
  • カント=理性は欲求から見ると限られたもの。知的欲求が真理。

これらの哲学を知るとともに、あなたから見える未来を見てみましょう。
すると、物理空間が未来を包んでるのが気づけるはずです。

理性を理性で扱わず、欲求を欲求として扱わず、知的欲求として、あなたの欲求は理性につながった後に、未来空間を物理的な空間だと見ることができます。

理性と欲求を区別せず、脳内で同時に神経系がつなげていることを理解しましょう。
一からやり直すときに、最初にやるべきなのは、あなたの知的欲求を未来空間を見てから、進んでいくようにしてくださいね。

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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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