パーソナルトレーニング 脂肪燃焼

女性の食べ過ぎを完全に防げる満腹感ホルモンレプチンとは?

女性の食べ過ぎを完全に防げるホルモンレプチンとは?

女性の食べ過ぎを完全に防げるホルモンレプチンとは?

運動を週3回やり、間食をやめたのに、全然体重が落ちません。ダイエットを始めた頃は、一気に2キロ近く落ちましたが、そこからは体重が増えもしないし減りもしないんです。これ以上効果が出る方法はまったく自分では思いつきません。これ以上の運動するのは体力、気力的に難しいのがわかっています。もっと運動した方がいいのでしょうか?それとも、これって体質なのでしょうか?遺伝なのでしょうか?教えて欲しいです。

このようなお悩みをこの記事では解説します。

わたしは大阪を中心に活動する女性限定で自宅出張スタイルでパーソナルトレーニングを実施するトレーナーのtakです。女性のホルモンバランスをチェックし、運動と姿勢と睡眠リズムを整えるパーソナルトレーニングを行なっております。

体型の変化を気にする意識より、体重の変動を気にしている女性がたくさんいますが、体重を知っただけで今のからだの状態がわかるものではありません。

体重はからだを構成するすべての重さを現わしていますので、もっと細かく調べないと筋肉量と脂肪量がどれぐらい変化しているのかは、体重だけ見てもわかるものではありません。

あなたが運動をはじめてから2ヶ月経って効果が出てこない理由は、脂肪細胞が燃焼する際に分泌される満腹感ホルモン「レプチン」が不足するからです。

満腹感ホルモンレプチンが脂肪細胞から分泌されると、脳の視床下部に伝達され、食欲を抑え、食べる行為をストップしてくれます。

このレプチン分泌を促進できる運動のコツを知っておけば、脂肪細胞を減らすことができます。
あなたが運動をはじめて効果が出なくなっているのは、食欲が抑制できず、運動以上に食べる量が多いことと脂肪細胞をエネルギーにする運動の負荷が弱いからです。

この脂肪細胞から分泌されるダイエットに有効な満腹感を感じさせ、食べる量を減らしてくれるレプシンが不足しているから、2ヶ月経った今効果がぴたりと止まっているのです。

レプシン分泌の働きを良くすれば、あなたは運動や食事の量を意識的に調整しなくても、からだが無意識に、自然に、勝手に食事を減らしてくれるのです。

この記事を読み終わった頃には、今より一段上の優れた知識を得られて、やせ型のからだを手に入れてるあなたがいるでしょう。

この記事を読んでわかること

  • レプシンを正常に働かせて、努力しなくても食事量を減らしてやせ型体型になれる考え方がわかる。
  • レプシンは視床下部で作られ、分泌される満腹感ホルモンを刺激する運動の負荷がわかる

この記事を書いているのはトレーナーtak

脳科学とマーケティングを独学で知識を得て、そこから自分の考え方を構築し、それを活かしてパーソナルトレーニングとメンタルトレーニングをしているトレーナー。

このサイトのテーマ

脳科学とマーケティングの知識で女性が抱える悩みが解決できるようにするための知識を提供するサイト。

目次

満腹感ダイエットに最適なホルモンのレプチンで食欲をおさえる

食べる量を減らし体内熱量を上げるダイエットホルモンのレプチン

満腹感を脳で作り、食欲をコントロールしてくれるホルモンをレプチンといいます。
レプチンは、まさにダイエットしたい女性にはマストなダイエットホルモンといえます。

このレプチンホルモンは、脂肪細胞が燃焼する体内が準備されたときに、脂肪細胞から分泌されます。

あなたは2ヶ月経って体重が変わらないし、体型も運動をはじめた当初よりも変化がないと感じていると思いますが、脂肪細胞を燃焼させる運動を行なっていないために、レプチンホルモンの分泌ができていないと考えられます。

レプチンが分泌できない女性は体型がまったく変わらない

パーソナルトレーニングを21年ちかく実施して分かってきたのは、ホルモンレプチンが分泌されないと体型がまったく変化してこないのです。

運動をしているのならもう少し変化してもいいだろうと思うのは誰もが思うことですよね。
それまでは運動をまったく行なっていなかったので、運動を始めると多少は筋肉へ刺激が入り、いつもと違う感覚を筋肉は知ってきます。

運動をはじめたときに筋肉に刺激が入ることで、脂肪細胞もそれまでまったく燃焼するという刺激ありませんでしたので、少しは反応してくれてレプチンが応答してくれていました。

なので、運動をはじめたときは、レプチン分泌によって、脂肪細胞が燃焼し、全身のエネルギー消費が高まっていました。そのとき、あなたの体型はすこしスッキリした印象をあなた自身も感じることができたのです。

しかし、その刺激は運動を何もしていないところから運動をして脂肪細胞にかかった負荷を細胞はすぐに受け入れ、慣れてしまったのです。

運動をされているジムの在籍するトレーナーが、レプチンの知識があればいいですが、レプチンの存在は1994年にマウスの研究で発見されたので、まだ科学的根拠としたは、ダイエット分野に入ってきていないので、そこまで知りません。

運動をはじめた当初は体型がすこし変わったと実感できたのに今はできてないと感じるなら、脂肪細胞が燃焼されていないと考えてみてください。

パーソナルトレーニングで女性のからだを見させてもらっても、運動の最適な負荷がどれぐらいかは、いつも悩まされる課題です。脂肪細胞を燃焼し、レプチンホルモンを分泌するには、無酸素運動と有酸素運動の間の負荷に設定することです。

満腹感ホルモンレプチンは、食事量をコントロールして必要なエネルギーバランスを保つ働き

満腹感ホルモンレプチンは、食事量をコントロールして日常活動するために必要なエネルギーを計算します

重心にからだをのせた日常活動(動作)→筋肉が適切に収縮し脂肪細胞が燃焼→満腹感ホルモンレプチン分泌→脳の視床下部に伝達し、食欲をコントロール

人の脳は、一定の体重を維持できるほ乳類に共通する食事量をコントロールするメカニズムがあります。

「今日は食べ過ぎたから、お腹が苦しい」
「最近食べる量が多いから体重が増えてきたからまたダイエット始めないと・・」
といった話が女性の中で頻繁に起こっていますが、脳が食欲をコントロールできていないので、いつまでも終わりなく食べものを摂取します。

このような女性がたくさんいるのは、わたしは最初、たくさんの女性の食事量をコントロールする部分がおかしくなってるのではないのか?と考えました。

どうしてそこがおかしくなったのはわかりませんでしたし、おかしくなったと決めつけるのも極論だなと思い、おそらく、なんらかの生活習慣でコントロールができなくなったのか、または他の因子としてストレスでホルモンバランスや神経伝達物質の不具合なのかといった仮説を立てて考えてみるようにしました。

食事量のコントロールを乱している悪者はどこにいるのか?
あなたの中なのか、またはあなた以外の外界に潜む脳内をコントロール不能にする他の要因があるのか?

これらをわたしは食事量をコントロールするメカニズムの知識を追求し、たくさんのパーソナルトレーニング経験でのデータによって分かった真実が、満腹感ホルモンレプチン。

わたしは自宅の書庫にある医学書をあさり、ようやく食事量をコントロールするメカニズムのレプチンが体内で何をしているのかがだんだん分かってきました。

このレプチンの働きは、脂肪細胞が食事によって消化分解され、血液内で中性脂肪にかたちを変えて入ってきたときに、筋肉にエネルギーを回そうとした段階で、視床下部に伝達します。

脂肪量が増えたときに分解されて脳に伝わり、食事量をどれぐらい摂ればいいのかを、微調整してくれるのです。

脂肪細胞に脂肪が吸収されて、そこでエネルギー量が増え、脂肪細胞は血液内に中性脂肪を分解し入ります。
中性脂肪は筋肉に向かおうとしたときに、血液の特殊なシグナルによって視床下部に伝達し、食欲をコントロールします。中性脂肪が筋肉にエネルギーが向かないと、視床下部は食欲をコントロールしません。筋肉を活動的に使ってあげると、中性脂肪が筋肉に回りやすくなり、レプチン分泌が促進されます。

では、レプチンがどのようにして脂肪細胞に存在し、どうやったら分解され、適切な食事量にしてくれるのかの構造の部分に意識を向けていきたいと思います。

脂肪細胞が増減を調節するためのホルモンレプチンのメカニズムとは?

レプチンが適切に体内で機能していれば、あなたが自分のからだに悩み、改善しようとする努力がいらなくなるかもしれません。
そうなったら、自分の身体的な嫌な部分が嫌でなくなるので、自分に向かっていた自虐性などの自己ストレスがなくなると思いますので、楽に生きていけます。そして、悩んでいた自分自身にエネルギーを使っていた分を、生きることや、人生のおける幸福感や充実感を獲得するために活用できるので、きっと人生が楽しくなっていくはずです。

そんな人生でありたいと思いますよね?
たくさんの研究者のおかげで、人のからだの基礎構造がわかってきましたので、わたしのような運動プログラムやメンタルプログラムを提供する作業もかなりの質を上げられるようになったんです。

レプチンは、脂肪細胞が増えると血液内にレプチン分子に化学反応し流れます。
あなたが食べた食事内に含まれてる脂肪量が体内で消化・吸収され、脂肪細胞に合成され、細胞の量が増えると反応したら、レプチンが脳にあるメッセージを伝えます。

それは、「これ以上食べると、脂肪細胞が増えるから、食欲を抑制して、摂食そのものをやめさせるように!」というメッセージです。

それが実現する夢の話が起こる流れをお話します。
レプチンは脂肪細胞が増えると血液内の放出量を増やし、全身をめぐり、そこから脳内に入り、視床下部に届き、ここで摂食をコントロールします。

摂食とは?

有機栄養生物(従属栄養生物。→従属栄養)が生きるために食物(餌資源)を体内に取り入れること。

視床下部とは?

視床下部とは、間脳に位置し、内分泌や自律機能の調節を行う総合中枢である。ヒトの場合は脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織であるが、多くの神経核から構成されており、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒など多様な生理機能を協調して管理している。中脳以下の自律機能を司る中枢が呼吸や血液循環、発汗といった個別の自律機能を調節するのに対し、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしている。系統発生的には古い脳領域であり、摂食行動、性行動、攻撃行動、睡眠といった本能行動の中枢である。

視床下部の図

wikipedia 視床下部

レプチンが視床下部に届くと、摂食をコントロールする、つまり食べる量を減らすために食欲そのものを抑制します。
食べるだけ食べて、脂肪細胞に蓄積するのを調節するのではなく、食欲をなくして、食べさせないようにするのです。

好きなだけ食べても脂肪が増えない代謝を上げる方法があればいいのですが、今のところそれはわかっていません。
レプチンが脂肪細胞から放出されるために代謝を良くして、食欲を抑制するのはできます。

そしてさらに良い機能があって、レプチンが視床下部に届くと、体内の熱量消費を増やしてくれます。
これは、体重を一定にするために、脂肪細胞が増えないでおこうとしてくれているほ乳類がもっている構造なのです。

でも、そんな良い機能があるのに、どうしてわたしのお腹には脂肪が多くついているの?って思ってしまいますよね。

ひょっとすると、あなたの体質はレプチンが放出されにくいか、もしくは放出されても視床下部の反応が鈍く、脂肪量が増えているのに気づいていない要因が隠されています。

あなたが欲しいのは、食べても脂肪量が増えないからだです。
または、食べる量が減ってくれると、脂肪量も増えませんから、これらのどちらかが手に入るといいですよね。

なぜレプチンの反応がイマイチなのかを追いかけていきましょう。

過去にダイエットをして脂肪細胞が増えたり減ったりしてレプチンが効かなくなっている

遺伝的にレプチンを受け止める受容体が喪失している人がいるみたいですが、そのような方は、妊娠できないと医学的にわかってまして、子どもが生まれていないみたいです。
なので、レプチンが効かない子どもは生まれていないのですから、遺伝的にレプチンが効きにくい人はいないと思われます。

となると、遺伝的な要因でなく、生まれた後の要因だと考えられます。
生まれた後の環境でレプチンに何らかの影響が何なのかを考えてみましょう。

いろいろ調べてみると、レプチンが効きにくい体質ができていくのは、過去のダイエットの繰り返しで、脂肪細胞を無理に減らしたり、ダイエットのリバウンドによって、急に脂肪細胞が増えたりして、短期間でレプチンの分泌が大きな変化があると、機能低下するのではないかと思われます。

ダイエットをして、脂肪細胞を減らして、レプチンを失わせてから、その脂肪量で維持できなくなり、また食事によって脂肪細胞の量が増えて、レプチンが放出されます。これらを繰り返してしまって、脂肪細胞が増えてもレプチンが正常に働かないのです。

ほんとうは、レプチンがからだが持っている機能のままであれば、脂肪細胞が少しでも増えると、レプチンが血液内に放出されて、食欲が落ちるはずなんですが、それができない体質になっているのです。

あなたが過去にダイエットで体重の急な変動を2回以上繰り返しているなら、レプチンが効きにくい体質になっていると推測できます。

この記事の後半で、レプチンをふたたび効かせる方法を説明します。
それを見て、生活習慣に取り入れていってくださいね。

レプチンが効かなくなるのは、ドーパミンに量が少ないため

遺伝的な要因ではなく、生まれた後の環境でレプチンが効かなくなる要因がもう一つあります。

それは、育った環境で親に褒められる回数が少なく、それより怒られたり、叩かれたり、父親に恫喝(どうかつ)されたり、あなたの小さな行動を親がちゃんと見守らない経験から、脳内のドーパミンが足りなくなっているとレプチンが効きにくくなります。

この要因は、あなた自身では内面的な部分まで分かりにくいと思います。
親に言われて嫌な気持ちになっていたとしても、時間がかなり経過してますので、脳内に対話によって刺激をインプットし、その反応を見てあげないと、見えてこないのです。

脳科学の知識が基本になって言葉や感情、意識と無意識などを識別した適切な考え方のメンタルメソッドのようなメンタルからアプローチする実践をすれば、あなたのレプチンのレベルが分かってきます。

ドーパミンとレプチンがどんな関係があるのかを見ていきましょう。

実験によって摂食でドーパミンが増えているのがわかった

脳科学の実証は、ラットを使った実験によって研究されています。

ある実験で、ラットの脳のVTAに電極を埋め込んで測定してみました。
ラットがエサを食べはじめたときに、VTAニューロンの活動が急激に高まることがわかっています。

VTAとは?

脳内の報酬系にかかわる最新の知見を取り上げてレビューする。黒質緻密部 (SNc) および腹側被蓋野 (VTA) のドーパミン細胞は, 側坐核, 背側線条体, 辺縁系, および前頭連合野など, さまざまな報酬関連領域に軸索を投射しており, 報酬の脳内表現に重要な役割をはたしている。ドーパミン細胞が報酬の予測誤差の検出に関わっているのに対して, 側坐核や辺縁系に属する複数の脳領域は, 報酬から快感や喜びを生じさせることに関わっている。

腹側被蓋野(ふくそくひがいや、ventral tegmental area, ventral tegmentum、VTA)は哺乳類の脳における中脳の一領域であり、被蓋腹側に位置する。被蓋とは脳幹の背側の領域を広く指す言葉であり、系統発生的に古い部分である(赤核や黒質も被蓋に含まれる)。この中の腹側被蓋野は黒質や赤核に囲まれた内側の領域である。

VTAのドーパミン神経(ドーパミン神経)は報酬や目標志向型の行動に中心的な役割を担っている。VTAのドーパミン放出神経細胞は様々な入出力パターンを持つものが混在しており、中にはドーパミンに加えてGABAやグルタミン酸を放出するドーパミン神経もいる。

VTAとは、腹側被蓋野(ふくそくひがいや)といい、脳科学では摂食ネットワークで報酬反応が起こる部位とされています。
ラットの実験で、エサを与えると、VTAがドーパミン放出を増加させているのがわかりました。

この実験結果から、ドーパミンが出るから摂食行為をするといえます。
ドーパミンは快楽回路なので、やめられない行為となり、あなたが食べたくなるのも同じです。

つまり、摂食行為がやめられないのは、レプチンが脂肪細胞が増加したときに視床下部に伝えていないからなんです。
摂食行為が増えると脂肪細胞が増えてレプチンが出て、食欲が落ちて食べるのをやめるはずだからです。

他の実験でラットのコカイン、アンフェタミンなど、脳内ドーパミンをあふれさせる薬物を恒常的に与えておくと、そのラットはあまり食べなくなり、体重を減らします。
逆にドーパミン受容体の働きを妨げる薬物は食欲と熱量摂取を増やし、体重が増えます。

ポイント

心が満たされて、脳内でドーパミンがあふれていると、レプチンが増えて、食欲が抑えられる。
心に不満があって、人生に後悔があると、ドーパミンがなくなり、レプチンが減り、食欲が高まる。

日本では認められていませんが、大麻を用いると、食欲が促進し、レプチンが減ります。
外国では、エイズ患者に見られる極度の食欲減退を治療するために大麻をしようします。

脳内で大麻を使うと、大麻分子はエンドカンナビノイドといいます。
エンドカンナビノイドは、摂食行動に関わる役割を果たしていて、大麻に反応する受容体がないラットは食欲がまったくなく、痩せています。

エンドカンナビノイドとは?

カンナビノイド(英語: Cannabinoid)は、アサ(大麻草)に含まれる化学物質の総称である。窒素を含まず、酸素と水素、炭素からなるので、アルカロイドには分類されない。
60種類を超える成分が大麻草特有のものとして分離されており、テトラヒドロカンナビノール (THC)、カンナビノール(英語版) (CBN)、カンナビクロメン(英語版) (CBC)、カンナビジオール (CBD)、カンナビエルソイン(ドイツ語版) (CBE)、カンナビゲロール(英語版) (CBG)、カンナビディバリン(英語版) (CBDV) などがある。1990年代には、体内で自然に生産されるエンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)が発見され研究が進展してきた。

 

体内には、地球上で生きていくために本来備わっている身体調節機能=ECS(エンド・カンナビノイド・システム)があります。ECSは、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。

ECSは、1990年代に発見された“アナンダミド”と“2-AG”と呼ばれる体内カンナビノイドとそれらと結合する神経細胞上に多いカンナビノイド受容体“CB1”、免疫細胞上に多いカンナビノイド受容体“CB2”などで構成され、全身に分布しています。

最近の研究では、ECSは、外部からの強いストレスを受けたり、加齢に伴う老化によって、ECSの働きが弱り、いわゆる「カンナビノイド欠乏症」になると、様々疾患になることが明らかになってきました。

これらの作用を利用したカンナビノイド医薬品(イギリスGW製薬のサティベックス)が2005年にカナダで多発性硬化症の痛み改善薬として承認され、てんかん、ガン疼痛、神経膠腫、2型糖尿病、潰瘍性大腸炎、統合失調症などの疾患の臨床試験が進んでいます。

日本臨床カンナビノイド学会

大麻は快楽回路で反応する受容体ですから、脳内が満たされていると、食欲が減り、体重が落ちるのです。

あなたは今食欲を抑えられていますか?それとも、間食がやめられなく、食事が終わった後に甘いスイーツを食べたり、血糖値の上がりやすいじゃがいもで製造されたポテトチップスを食べたりしてませんか?

それがやめられなく、常時間食を摂っているなら、脳内が満たされていないのです。

極端なダイエットで食事制限をし脂肪細胞が減っていると、レプチンレベルが低下され、快楽回路が調整され、食べ物がうまそうに見えている。

レプチンを適切に働かせるためにやったらいい生活スタイルの修正

脂肪細胞が増えるとレプチンが放出され、脳の視床下部で摂食をコントロールし、食欲を減らします。

脂肪細胞が増えると、免疫異常やがんなどの生命に影響する病気の原因になるので、増やすべきではないのです。
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レプチンを放出させて、脳に食事量をコントロールさせる生活スタイルの修正をお話していきます。

ランニングなどの有酸素運動をやめて、レプチンを正常に効かせる習慣をつくる

ダイエットするとなれば、有酸素運動で脂肪燃焼と考えがちです。
20分以上、隣の人と話ができるぐらいのペースで行なうのが有酸素運動の負荷です。

でも、有酸素運動のやり過ぎで、レプチンが効きにくくなっているのです。
ブドウ糖が筋肉や肝臓で貯蔵されていたものが消費されてから脂肪細胞が使用されます。

脂肪細胞が減ると、レプチンは抑制され、視床下部外側部から放出されるオレキシンが今度は脂肪細胞を増やすために摂食を増やし、体内の熱量を下げようとします。

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脂肪細胞が減ると、オレキシンによって、摂食行為と増やそうとします。
つまり、食欲が増し、脂肪細胞を増やすために摂食行為に意識が向かっていきます。

脂肪細胞を減らしたいからといって有酸素運動ばかりやると、食欲が増えるばかりでなく、脂肪細胞が増えたときのレプチン放出の感覚が悪くなるのです。

有酸素運動で減った脂肪細胞はオレキシンで摂食を増やし、脂肪細胞を増やすシステムに体内がシフトされます。

ここで脂肪細胞が増えるとレプチンが放出されると良いのですが、有酸素運動をダイエットのために意識的にやっていると、レプチンがオレキシンに負けてしまいます。

脂肪細胞を減らすよりも飢餓に対応するオレキシンの方が強く作用します。

レプチンを適切に働かせるには、有酸素運動をやめるのが良いです。
ランニングのやり過ぎはレプチン受容体が弱くなるので、ランニング愛好者ほどがんになりやすい傾向にあります。
ランニングハイといって、脳内のドーパミンが不足する女性ほど、ランニングをすると快楽回路が作動して、やめられなくなります。

脂肪細胞を減らすためには、レプチンを働かせるのが一番です。
そのためには、脂肪細胞を減らす運動の前に、脂肪細胞が増えるときにレプチンが作動して、摂食をなくしていく経験が必要になるのです。

知的欲求を満たしてドーパミンを脳内で増やす

学生時代、女性は男性より真面目に授業を聞き、テストの成績が良い結果が出ます。
男性は自己顕示欲が強く、テストの点数にこだわりますが、女性は知識を得ていく知的欲求が満たされる快楽回路で満たします。
それによって授業を聞く行動となり、自然にテストの点数も良くなるという流れです。

大人になると、仕事をして、休日は友人と遊ぶみたいに知的欲求を満たす時間がほとんどありません。
これが要因で、女性の脳内のドーパミンがなくなっていき、快楽回路を外界にある対象に手を出す行動に走ります。

社会問題になっている不倫は、女性の方が意欲的で、脳内のドーパミンを満たすためにやめられなくなるのです。
食欲も同じで、仲間と良い時間を過ごすのが人間らしいというのは大義名分で、ドーパミンを満たすために、人とつながり、食欲を満たすのです。

自分の人生をもう一度見直してみましょう。
目標設定して、その目標の向こうに見える未来を想像し、その地点であなたはどんな感じで幸福になっているのかを想像しましょう。
これがビジョンと言われ、未来における超理想像の自己像です。

そして、それを実現するためにはどんな行動をし、どんな起業をすればいいのかを考えぬきます。
そのためには、今以上に知識を増やすのが必要となってきますので、自然に知的欲求が高まり、ドーパミンが増えます。

そうなると、レプチンも脂肪細胞が増えると放出されてきて、脂肪細胞が増えないようになります。

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1日の食事の回数を減らし、脂肪細胞が増える感度を良くする

わたしは、1日1食の生活を3年近く(2019年現在)続けています。
食べるのは、夕食だけで、バランス良く牛肉以外何でも食べます。

牛肉に関しては、高タンパク質・高脂質の高カロリーなので、体内が消化不良を起こす理論をわたしは持ってますので、牛肉はほぼ食べません。この話は、女性が綺麗になりたいなら牛肉は食べないで!牛肉は栄養過多でバランス壊すで詳しく書いてますので、また見ておいてくださいね。

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1日1食にすると、夕食まで胃腸に24時間近く何も入ってきていないので、食べたものの吸収が早くなります。
脂肪細胞が増える感度がとても良くなり、レプチンが適切に働いて、食事をしても、視床下部がちゃんと食べる量をコントロールしてくれます。

視床下部が摂食をコントロールし減らすのですから、それの抵抗するなんてできないんです。
わたしはメンズのサイズがSサイズえですが、3年間ずっと履けてますし、きつくなるなんて1度もありません。

レプチンが働いてくれているので、余計に食欲が高まらないので、間食する欲求も出てこなくなります。

まとめ;レプチンが働くと、食欲が減り、過剰に食べなくなる

ダイエットを数々してきて、いつも失敗するのは、根本である食欲が減らないからです。
食欲がコントロールされないから、食べたくなり、我慢できないのです。

そのために、脂肪細胞が増えると放出されるレプチンの働きを良くしていきます。
レプチンは脳の視床下部に摂食の量をコントロールする情報を送ってくれます。

あなたが我慢して食事量を減らして限界があります。
脳内が食欲を求めてるなら、からだはそれに従う行動となります。

レプチンを働かせるには、

  • 有酸素運動をやめる
  • 知的欲求を満たし、脳内のドーパミンを増やす
  • 1日の食事の回数を減らす

です。

これらは、長年の育ってきた環境から脳内が価値観を定めていますので、修正できない方は、専門の脳科学をベースにしたメンタルメソッドを受けることをおすすめします。
脳科学の知識がないと、人の行動を変えられません。

メンタルメソッドが知りたい方は、メンタルメソッドを見てください。脳科学の専門家に頼むのが一番早く効果が出ますので、挫折を味わう時間のロスが防げます。

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こんな女性に

親、学校、会社、友人から教えてもらった生き方ではあなたは絶対に幸せになれない。

女性に合った自己啓発やスピリチュアルな話は、本屋やネットに行けば、探し出せるけど、何かが違う・・
理解できるんだけど、生き方が変わらないから、現実も変わらない。

そんなうまくいかない経験がますますあなたらしさを失わせた生き方になっていく。

努力、我慢、継続、反省、計画、目標・・
これらは、社会というフィールドだけ通用する偏った女性を壊すルール。

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  • 世の中を作る物理的世界
  • 過去の自分の知り方
  • 時間空間の法則(未来→現実→過去)
  • 顕在意識と潜在意識
  • 苦痛系と快楽系のホルモンについて
  • 好きなことを仕事にする考え方

あなたはこれらを脳で書き換えないと、何をやっても幸せになれません。
あなたの脳で無理やりつながれた使えない知識を書き換えます。
すると、何もしなくてもからだから行動が変わっていく脳のシステムにしていきます。

この記事のライターのtakが行なうコアパーソナルトレーニング。
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たかひと |コンサルタントコーチ

大学生の20歳にパーソナルトレーナーで個人事業主に。そこからビジネスをスタート。大学卒業後も就職はせずそのままビジネスの世界に。トレーナーとしてマンツーマンで人のカラダを向き合うにつれ、ココロへの関わりの重要性に気づき、大学院で臨床心理士を取得。その後重度精神疾患病棟担当。そこで関わった患者さんに気づいた脳特有の動き。ココロが止まり、脳内の神経作用だけが暴走してしまう反応を見て、脳とココロを分ける体感が得られるようになった。 カウンセラー活動しながらリアルでビジネスを実施。2017年までに13事業を運営し総売上は15億円。しかし固定費をかけすぎて収益化が難しくなり38歳で全ビジネスをクローズに。そこから2年間無職時代を経て、2019年にコンサルティング事業をスタート。意識のつなぎ方を変える時間共有を生み出して乗り越えにくかったビジネスの壁をカンタンに越えられるようになった。 カウンセリングは25,000人以上。
コンサルティングは4,000人以上。

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